ラティーナ|2019年8月号

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[2019.08]映画『存在のない子供たち』

文●圷 滋夫 Shigeo Akutsu  昨年のカンヌ国際映画祭審査員賞受賞作。冒頭から言葉の鋭さが 胸をザワつかせる。まだ12歳の主人公ゼインは「クソ野郎を刺した」罪で収監中だが、「僕を産んだ罪で両親を訴える」という衝撃的な理由で今、法廷に立っている。   映画はまず手錠をかけられたゼインとエ…