Web版 2021年5月

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[1995.09]MPBアコースティック現象の鍵を握り、世界を股にかける充実のチェリスト ─ ジャキス・モレレンバウム

[1995.09]MPBアコースティック現象の鍵を握り、世界を股にかける充実のチェリスト ─ ジャキス・モレレンバウム

文●エイトール・アラウージョ texto por HEITOR T.DE ARAUJO 《翻訳●国安真奈》  MPB (ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)では、90年代の初めから、これまでなかった音色が使われ始めていることにお気づきの読者は多いだろう。例えば91年、カエターノ・ヴェローゾがリリースしたアルバム『シルクラドー」。カエターノ流実験的音楽詩とも呼べるこの作品は、それまでのMPBの音の通念からかけ離れたものだったが、この音の創造に大きく貢献したのが、坂本龍一の

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[2001.03]カエターノ、新作『ノイチス・ド・ノルチ』を語る 3年ぶりに届いた、「啓示」そして「暗示」

[2001.03]カエターノ、新作『ノイチス・ド・ノルチ』を語る 3年ぶりに届いた、「啓示」そして「暗示」

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては『リーヴロ』から3年ぶりとなる、カエターノ・ヴェローゾの新作『ノイチス・ド・ノルチ』。「北の夜」を意味するこのタイトルは18世紀末の思想家/文学者、レシーフェ出身のジョアキン・ナブーコの文章の一節で、「北」はカエターノの故郷でもあるブラジル北東部のことだ。ジャケットとインナー・スリーブを飾る数々の写真はバイーアのアフリカ性を抽出しつつ、ヒップホップに通ずるクールなシャープ

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