Web版 2021年5月

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[2011.06]GLAUBER ROCHA BEST SELECTION トロピカリア・ムーヴメントの一翼を担ったシネマ・ノーヴォの旗手
グラウベル・ローシャの5作品が日本公開

[2011.06]GLAUBER ROCHA BEST SELECTION トロピカリア・ムーヴメントの一翼を担ったシネマ・ノーヴォの旗手 グラウベル・ローシャの5作品が日本公開

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  本稿は、月刊ラティーナ2011年6月号に掲載されたものです。中原 仁さんのご協力により、e-magazine LATINAに転載致します。中原 仁さん、ありがとうございます。  ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス(1928〜)、ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ(1932〜88)と共に、〝シネマ・ノーヴォ〟と呼ばれるブラジルのニューシネマを牽引した映画監督、グラウベル・ローシャ(1938〜81)。没後30年を

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[2021.05]中原 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]中原 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●中原 仁 本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  36年前、熱狂的にハマったブラジル映画がグラウベル・ローシャの作品たちだった。それまで、USAニュー・シネマに始まりフランスのヌーヴェル・バーグ、フェリーニやアントニオーニなどのイタリア映画を見てきたので、シネマ・ノーヴォの世界にスンナリと入りこめたのだと思う。今年はグラウベルの没後40年。特集再上映の機会があることを願う。  

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[2001.03]カエターノ、新作『ノイチス・ド・ノルチ』を語る 3年ぶりに届いた、「啓示」そして「暗示」

[2001.03]カエターノ、新作『ノイチス・ド・ノルチ』を語る 3年ぶりに届いた、「啓示」そして「暗示」

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては『リーヴロ』から3年ぶりとなる、カエターノ・ヴェローゾの新作『ノイチス・ド・ノルチ』。「北の夜」を意味するこのタイトルは18世紀末の思想家/文学者、レシーフェ出身のジョアキン・ナブーコの文章の一節で、「北」はカエターノの故郷でもあるブラジル北東部のことだ。ジャケットとインナー・スリーブを飾る数々の写真はバイーアのアフリカ性を抽出しつつ、ヒップホップに通ずるクールなシャープ

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