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[2020.04]映画レビュー:人生で最も“厄介な関係”にハマる。

[2020.04]映画レビュー:人生で最も“厄介な関係”にハマる。

この春観るべき“親と子の関係”を描いた3本の傑作映画。 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』『コロンバス』『在りし日の歌』 文●圷 滋夫 text by SHIGEO AKUTSU  全ての人間には必ず親が存在し、その関係は友人や恋人、夫婦とは違い、血縁という逃れられない繋がりによって死ぬまで付きまとう。たとえ断絶をして物理的に遠ざかったとしても、心の鎖を断ち切る事は難しい。親子関係が良好な人には、〝厄介な関係〟と言われても何の事か分からないだろうが、世間には様々な出来事