世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.12]【TOKIKOの 地球曼荼羅⑤】音楽と共に生きるアフリカ

[2020.12]【TOKIKOの 地球曼荼羅⑤】音楽と共に生きるアフリカ

文●加藤登紀子 ①アルバム『Tokiko Sky ─ 蒼空』  ここに大切にしている1枚のアルバムがある。  私が2000年、南アフリカでレコーディングしたアルバム『Tokiko Sky ─蒼空』。  このアルバムの中心メンバー、ベーシストのシブシソ・ヴィクター・マソンド、キーボード奏者テンバ・ムキゼ、ドラムのアイザック・ムチャーリーは、日本にも何度も招き、コンサートツアーやレコーディングをした。本当に素晴らしい音楽家で、かけがえのない友人だ。  そのディテイルは、ゆ

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[2020.08]タンディ・ントゥリ|南アフリカ共和国【特集:世界の音楽家は新型コロナ後の“NEXT WORLD”をどう描くか?】

[2020.08]タンディ・ントゥリ|南アフリカ共和国【特集:世界の音楽家は新型コロナ後の“NEXT WORLD”をどう描くか?】

タンディ・ントゥリ●プロフィール  南アフリカのピアニスト/シンガー/プロデューサー。ケープタウンの大学でKyle Shepherd、Shane Cooper、Bokani Dyerらの現代南アジャズ黄金世代と共に学び、クラッシックからやがて即興演奏へとのめり込み、ジャズの道へと進む。映画監督のSpike Leeの目に留まり、彼の手掛けるNetflixのドラマで自身の楽曲が採用され、大きな反響と話題を呼ぶ。その後、世界中の様々な媒体で取り上げられ、昨今、一層の関心を集める

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[2018.09]特集:ワールド×ジャズ ワールド×ジャズ注目のシーン 〜南アフリカ

[2018.09]特集:ワールド×ジャズ ワールド×ジャズ注目のシーン 〜南アフリカ

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA Thandi Ntuli  1994年のアパルトヘイト廃止以来、どんどん盛んになってきた南アフリカの音楽シーン。ダンス・ミュージックのクワイトやゴムが国外からも注目を高めてきたが、コンテンポラリー・ジャズのシーンにも熱い視線が注がれている。

[2018.06]躍進する南ア・ジャズの最注目人物 プロデュース力に長けた
若き万能女性ピアニスト タンディ・ントゥリ

[2018.06]躍進する南ア・ジャズの最注目人物 プロデュース力に長けた 若き万能女性ピアニスト タンディ・ントゥリ

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  南ア・ジャズシーンで突出した才能を発揮する若き女性ピアニストのタンディ・ントゥリが2作目のソロアルバムとなる2枚組のニューアルバム『Exiled』を発表した。プロデュース、アレンジも彼女自身の手によるもの。彼女の美しい歌声とピアノの音色が、高度な器楽アンサンブルに絡まり1つの豊かなアコースティックな音像となる。彼女の声がのることによって生まれる手作りの質感は、このアルバムが、他の現代の凝ったアレンジのジャズ・ア

[2018.06]特集:南アフリカの現代ジャズ 〜南ア・ジャズの新たなる黄金期の到来/ディスクガイド

[2018.06]特集:南アフリカの現代ジャズ 〜南ア・ジャズの新たなる黄金期の到来/ディスクガイド

1994年のアパルトヘイト廃止以来、どんどん盛んになってきた南アフリカの音楽シーン。ダンス・ミュージックのクワイトやゴムが国外からも注目を高めてきたが、今回の特集では南アフリカのコンテンポラリー・ジャズのシーンに焦点を当てたい。かつて「ケープ・ジャズ(Cape jazz)」と称され世界から注目された南アフリカのジャズ・シーン。今、その先端で、多くの世界に羽ばたくべき才能が、その才能を開花させ始めている。シーンの中で女性ミュージシャンが大いに活躍をしていることも特筆に値する。