世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜メールインタビュー LUEDJI LUNA

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜メールインタビュー LUEDJI LUNA

メールインタビュー●宮ヶ迫 ナンシー理沙 texto por NANCI LISSA MIYAGASAKO ©Danilo Sorrino —— 生まれ育った環境や自身のストーリーについて教えていただけますか?  私は、サルヴァドール出身です。カブラという地区で生ま れ、ブロタスというところで育ちました。今は、サンパウロとサルヴァドールを行き来しながら生活しています。音楽は、両親が聞いていた音楽にとても影響を受けました。ミルトン・ナシメント、ルイス・メロヂア、ジャヴァン

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[2021.01]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑥】Maria Bethânia 『Mangueira - A Menina dos Meus Ohos』

[2021.01]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑥】Maria Bethânia 『Mangueira - A Menina dos Meus Ohos』

文●中原 仁 ───── 中原仁の「勝手にライナーノーツ」───── 近年、日本盤の発売が減少し、日本における洋楽文化の特徴である解説(ライナーノーツ)を通じて、そのアルバムや楽曲や音楽家についての情報を得られる機会がめっきり減った。 また、盤を発売しない、サブスクリプションのみのリリースが増えたことで、音楽と容易に接することが出来る反面、情報の飢えはさらに進んでいる。 ならば、やってしまえ!ということで始める、タイトルどおりの連載。 リンクを通じて実際に音楽を聴き、楽しむ

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[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  いきなり私事になるが、本誌2017年1月号の「決定! ブラジル・ディスク大賞2016」関係者投票で、自身の選考コメントを次の言葉で締めくくった。  〈全体を見渡してあえてキーワードをあげるとすれば 〝アフロ・バイーアの通奏低音〟〉。  アフロ・ブラジルの宗教、カンドンブレの儀式でアタバキ奏者が演奏する複合リズムを例えた言葉で、本来の音楽用語「通奏低音」とは意味が異なるが、大地に直結する低音の連続的な波動を自分

[2017.08]アート・リンゼイ インタビュー|13年ぶりの新作『ケアフル・マダム』を携え来日、アタバキのリズム・アンサンブル、ロウレンソ・ヘベッチスのアルバムプロデュースを語る

[2017.08]アート・リンゼイ インタビュー|13年ぶりの新作『ケアフル・マダム』を携え来日、アタバキのリズム・アンサンブル、ロウレンソ・ヘベッチスのアルバムプロデュースを語る

文●中原 仁  近年はリオに生活の拠点を置き、〝カンドンブレの音楽とゴスペルの融合〟をひとつのテーマに据えて13年ぶりの新作『ケアフル・マダム』を発表したアート・リンゼイが、4年連続の来日公演を行なった。ゲストや現地調達のメンバーを入れない、純粋なバンド編成のライヴも13年ぶり。長年の盟友メルヴィン・ギブスをはじめ新作に参加した3人のニューヨーク勢に、3度目の来日となるバイーア出身の打楽器奏者、マルヴァルド・パイムを加えたバンドは、アートを除く全員が黒人だ。重心が低く音の粒