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世界の音楽情報誌「ラティーナ」

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#ミナス

[2014.5] 新世代ミナス音楽 ⎯ 21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く|Nova Geração Mineira, Contemporaneidade e Erudição

[月刊ラティーナ2014年5月号掲載記事]  1960年代末のミルトン・ナシメントを中心とするクルビ・ダ・エスキーナ(Clube da Esquina)・ムーブメントがロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなどミナス派の巨頭を輩出したように、2000年代初頭には自分たちのミナスの音楽シーンをスタートしようとする若い音楽家が集まり「ヘシクロ・ジェラル(Reciclo Geral)」という第一新世代が生まれた。このヘシクロ・ジェラルとはマケリー・カ(Makely Ka)、クリスト

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[2021.10]ラティーナ流 おいしいワールド・レシピ⑮ ブラジル ミナスの伝統料理 フランゴ・コン・キアボ(オクラと鶏肉の煮込み) ~Frango com Quiabo〜

レシピ提供●アラン・サリス Allan Sales(東京オリンピック ブラジル代表チームシェフ) 文と写真●東 千都(ラティーナ編集部)  今月はブラジル料理です。ブラジルでもオクラは食べらており、美食の街と言われるミナス・ジェライス州では「フランゴ・コン・キアボ(オクラと鶏肉の煮込み)」が伝統料理としてあります。  オクラの旬は夏なので本来ならば夏に紹介したかったのですが、まだ美味しく食べられます。手軽にできるのでぜひ食べていただきたい料理です。  このレシピは、東京オリ

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[2021.03]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑧】 Lô Borges 『Muito Além do Fim』

文●中原 仁 ───── 中原仁の「勝手にライナーノーツ」───── 近年、日本盤の発売が減少し、日本における洋楽文化の特徴である解説(ライナーノーツ)を通じて、そのアルバムや楽曲や音楽家についての情報を得られる機会がめっきり減った。 また、盤を発売しない、サブスクリプションのみのリリースが増えたことで、音楽と容易に接することが出来る反面、情報の飢えはさらに進んでいる。 ならば、やってしまえ!ということで始める、タイトルどおりの連載。 リンクを通じて実際に音楽を聴き、楽しむ

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[2020.12]【島々百景 第55回】チラデンチス / オウロ・プレト ブラジル ミナスジェライス州

文と写真●宮沢和史  12月4日現在、新型コロナウイルスに完成している人の数はNHKの特設サイト(米 ジョンズ・ホプキンス大学の発表をもとにしたデータ)によると、世界で65,220,557人、死者数は1,506,251人。最も感染者が多いアメリカ合衆国では、感染者数14,139,577人、死者数は276,325人、感染者数が1日で20万人に達することがあるようだが、この数字は日本の今日までの累積感染者数よりも5万人も多い…。桁が違う。ついでインド、ロシア、そして、ヨーロッパ

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[2020.05]ミナスが生んだ 驚くべき新しい才能 DAVI FONSECA インタビュー

文●田方春樹 (lessthanpanda) text by HARUKI TAMBO       photo by © Ciro Thielmann  独特のハイレベルな音楽的コミュニティが形成され、近年大きな注目を集めるブラジル・ミナスからふたたび規格外の新人が現れた。デビュー作『Piramba』には変拍子やポリリズムを用いた複雑なリズムや斬新なハーモニー感覚、それでいて美しく親しみやすいメロディを持った不思議な楽曲たちが並ぶ。既に日本でも熱心な音楽ファンから絶大な支持

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[2019.03]音の建築士 Leandro César

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  ミナスの創作楽器集団「UAKTI(ウアクチ)」の正統なる後継者と呼ばれ、ミナスの若手作曲家たちの中心のひとりであるイレーニ・ベルタシーニの音楽的なパートナーとしても活躍するレアンドロ・セーザル。イレーニとのデュオ名義でリリースした『REVOADA』(2017) が高い評価を受け、パッケージなどのジャケットアートが木製で見た目にも印象的な初のソロ作『MARIMBAIA』(2018) もその

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[2019.07]ますますおもしろいブラジル音楽新世代 MINAS GERAES

[「ミナス音楽を聴こう!」特集のために2017年6月号より再掲] 選・文●花田勝暁(編集部)  ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタらを輩出した1960年代末の「クルビ・ダ・エスキーナ」。その再来として現代のミナス・ジェライス州の音楽シーンが注目されている。本誌でも、2014年5月号で、「ミナス新世代」の特集を行なった。  それから3年ほどたち、再び「ミナス新世代」が多方面から大きな注目を浴びているが、同特集号が売り切れで紹介できないことにもどかし

[2019.08]トニーニョ・オルタ自身が語るトニーニョの名曲

Aquelas Coisas Todas Toninho Horta  ルイス・アルベルト・サルトリ監督の、歴史的な街に生きる人物を主人公としたドキュメンタリー『Dona Olímpia de Ouro Preto』のために書いた曲です。1970年にオウロ・プレットの坂道などにインスピレーションを得て、「Dona  Olímpia」「Serenade」 「Igreja do Pilar」「Aquelas Coisas Todas」の4曲書きました。このインストゥルメンタル曲

[2019.08]ミルトン・ナシメントが語る名曲

※ミルトン・ナシメントが2019年に行っている「クルビ・ダ・エスキーナ」ツアーで演奏している曲目の中から。 Casamiento de NegrosFolclore do Chile, Violeta Parra (adaptação)  偉大な音楽家ビオレタ・パラによって収集されたチリのフォルクローレです。最後の節の歌詞は、フォルクローレを演奏するグループのグルーポ・アグアの設立メンバーであるポロ・カブレラによるものです。単に記憶に残る曲であるだけでなく、ラテンアメリカ

[2017.11]座談会:ミナス×サンパウロが東京で出会った

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 (上表紙写真=左から、Dani Gurgel / Alexandre Andrés / Rafael Martini / Tó Brandileone / Fi Maróstica)  サンパウロとミナス・ジェライス(ベロオリゾンチ 以下、BH)注目の都市の現在の音楽シーンを牽引するアーティストたちが偶然同時期に東京で来日公演を行った。  ミナスから〝21世紀のクルービ・ダ・エスキーナ〟と形容されるミュージシャンズサークルの中心にいて、注目作品を

[2017.07]ミナスの才女ジェニフェル・ソウザ|トータルクリエーターの顔

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 写真●Renata Queiroz  ソロデビューアルバム『永遠でないもの』が2014年には日本で、その後フランス〜ヨーロッパでリリースされ、国内外で評価を獲得した、ブラジリアン・ニュー・フォークシンガーソングライター。(国内盤リリース時インタビュー ラティーナ2014年12月号参照)。  昨年ベロオリゾンチ(以下BH)で初めて開催された音楽見本市でショーケースアーティストに選ばれ、ライヴをみた韓国のジャズフェスティバルの主催者に招待され、今年5月

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[2017.06]ブラジル音楽新世代を聴くDisc Guide  ミナス・ジェライス編

選・文●花田勝暁(編集部)  ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタらを輩出した1960年代末の「クルビ・ダ・エスキーナ」。その再来として現代のミナス・ジェライス州の音楽シーンが注目されている。本誌でも、2014年5月号で、「ミナス新世代」の特集を行なった。  それから3年ほどたち、再び「ミナス新世代」が多方面から大きな注目を浴びているが、同特集号が売り切れで紹介できないことにもどかしさを感じていたことも、本号で新世代ブラジル音楽のシーンをまとめて紹介