世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.07]STEFANO BOLLANI 〜濱瀬元彦が傑作『Que Bom…

インタビュー●濱瀬元彦 interview by MOTOHIKO HAMASE  ジャズ・ベーシストで、『チャーリー・ パーカーの技法 インプロヴィゼーションの構造分析』をはじめとした音楽理論に関する著作も多い濱瀬元彦氏にステファノ・ボラーニへのメール・インタビューをお願いした。  ステファノ・ボラーニは、…

[2017.03]レアンドロ・カブラルのクラシカルなカーニヴァル

サンバやイジェシャーのようなパーカッショナルなリズムに最小限のアレンジを施す……。最新作では意を突くアプローチで“沈黙”を切り取って魅せたレアンドロ・カブラル。ブラジルのインストゥルメンタル新世代において傑出した道を歩む若きサンパウロ出身のピアニストに訊く。 文●ヂエゴ・ムニス/…

[2019.06]QUARTABÊ 巨匠たちの作品を遊び心満載に再解釈する 〈4年…

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  ブラジル新世代の音楽家のなかでもその音楽性が評価され注目される女流演奏家ジョアナ・ケイロス(本誌で連載掲載中)が所属することで知られ、その斬新さが目を引くインストゥルメンタル・グループ4人組、クアルタベー。デビュー時のアー…

[2019.01]風を奏でる音楽家のダイアリー #17 インストゥルメンタル音楽の…

文●ジョアナ・ケイロス   12月の半ばにさしかかったいま、この文章を書いているところ。次号はもう年が明けてしまうから、みなさん、よき2019年をおむかえください! ブラジルの状況はとても複雑です。でも頑張って耐えています。芸術活動はより活発に、そして若い世代の才能ある人たちがどんどん…

[2018.11]パブロ・フアレス 『ソロピアノ – 鳥たちの夜明け』 空へと舞い上がる静か…

文●宇戸裕紀 text by HIRONORI UTO  寡作ながらその分1枚ずつ丁寧に制作され、作っている人の温かみが感じられる数少ないレーベルであるハンモックレーベル。そのディスコグラフィーにアルゼンチン・ロサリオ出身のピアニスト、パブロ・フアレスの『ソロピアノ – 鳥たちの夜明け』が加わった。ペ…

[2017.04]宮野弘紀 × ルーラ・ガルヴォン 円熟味を増す2人のギターの名手によるデュ…

文●浅羽 晃  侘び寂びとサウダージが出会い、静謐な情景を描いた快作『アダージョ』から9年、ギタリストの宮野弘紀がブラジルの名手、ルーラ・ガルヴォンと再び組んで『アダージェット』をリリースした。音を愛おしむように紡いでいく親密なデュオ演奏は前作同様であり、チェロのジャキス・モレレン…

[2019.03]助川太郎 Group 南米フォルクローレのスタイルを取り入れた 成熟したアンサ…

文●徳永伸一郎 text by SHIN-ICHIRO TOKUNAGA  また1つ、南米音楽をベースとする注目すべきアコースティック・インスト・バンドが誕生した。EMiKO VOiCEとのユニット、メヲコラソンで長年活動し、ブラジル系アコースティック・ギタリストとしてのユニークな活動で知られる助川太郎が、多くの共演者…

[2019.01]江藤有希|より深く、より柔らかく、独自の音楽世界に誘う 『tat…

文●花田勝暁  イタリア語で「手ざわり」を意味する言葉『tatto』と名付けられたヴァイオリニスト江藤有希のセカンド・アルバム。親しみやすく身近に感じる曲を書く江藤の作品を表すのに相応しい言葉だ。  江藤と活動を共にしている笹子重治は「江藤さんの作品には、高度だけど親しみやすい、とい…

[2017.11]ファビアーノ・ド・ナシメント〜「アフロ・ブラジリアンの未来」というべき…

文●早坂英貴  間もなく来日するギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントは、伝統的な音楽の要素を継承しつつ現代的な表現方法を模索する「アフロ・ブラジリアンの未来」というべき才能だ。由緒ある音楽一家に育ったという恵まれた環境もさることながら、10代前半にギターに出会ってからからは、こ…

[2017.10]ア・イングレナージェン ─ ブラジリア発のインスト新世代到来 …

文●宮ヶ迫 ナンシー理沙  カート・ローゼンウィンケルのバンドで来日した世界が注目する若手ギタリストのペドロ・マルチンスが、同世代の音楽家で是非聴いて欲しいと紹介した「A Engrenagem(ア・イングレナージェン)」。 フェリピ・ヴィエガス(key, pf.)、フィリピ・トガワ(pf.)、エンヒッキ・…