世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.12]アルゼンチン音楽特集 コルドバ・シーンの今 (Vol.1)

[2020.12]アルゼンチン音楽特集 コルドバ・シーンの今 (Vol.1)

文●宮本剛志  首都ブエノスアイレスから北西に約700km、国土の中央部に位置するアルゼンチン第2の都市コルドバ。アルゼンチンの音楽について語られる場合、ブエノスアイレスや、カルロス・アギーレやセバスティアン・マッキなどが活動する中北部パラナー、アカ・セカ・トリオやクリバスを輩出したブエノスアイレスにほど近いラ・プラタが日本では中心的に語られてきた。しかしロドリゴ・カラソやアシィなどを中心に、昨今のコルドバ・シーンはアルゼンチンの音楽を語る上では欠かせない存在になってきてい

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[2017.09]Cornelius
が選曲する『Mellow Waves』に繋がる世界の23曲

[2017.09]Cornelius が選曲する『Mellow Waves』に繋がる世界の23曲

1. National Wake / International News (南アフリカ) ●南アフリカで「反アパルトヘイト / 反ファシスト」を掲げ1978年に結成されたパンク/レゲエ・バンド。この曲はパンク色が強い曲だが、バックではアフリカンなパーカッションが叩かれて、幾分トーキング・ヘッズのようでもある。(花田勝暁) 『Walk In Africa 1979-81』(1981年)収録 2. Bruno Pernadas / Ahhhhh (ポルトガル) 『H

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[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

選・文●花田勝暁  ジャンルを超越した幅広い音楽的造詣とテクニックを持つ音楽家たちが、多様な編成のグループで、オリジナルで自由な音楽を追求し、それぞれのアンサンブルを深化/進化させ、東京から新しい室内楽的アンサンブルを生んでいる──  約3年ぶりの「日本の新しい室内楽」の特集です。この間も東京の器楽系シーンで、美しいアンサンブルが紡がれてきました。 「南米音楽を経験した日本人による新しい音楽」(2014年9月号)、「日本の新しい室内楽」(2015年9月号)に続く特集と

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[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない⑥ 〜ブラジル・アルゼンチン・その他南米〜

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない⑥ 〜ブラジル・アルゼンチン・その他南米〜

●ブラジル 文●ヂエゴ・ムニス  text by DIEGO MUNIZ  Criolo(クリオーロ)、Emicida(エミシーダ)、Karol Conka(カロル・コンカ)など新世代のアーティストたちにリードされて、ブラジルのラップの表情が変化している。より広範囲なテーマを歌い、積極的にさまざまなリズムをミックスすることでMPBとの距離を縮め、そうしてポピュラーな音楽ジャンルになった。  異なるスタイル、幅広いジャンルがこうして世の中に受け入れられるようになったのは、