世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2016.05]アントニオ・ロウレイロ【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

[2016.05]アントニオ・ロウレイロ【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

アントニオ・ロウレイロ(Antonio Loureiro) ●プロフィール 1986年サンパウロ生まれ。ミナス・ジェライス連邦大学にて作曲と鍵盤打楽器を学ぶ。2000年よりプロとしてのキャリアを開始。多数の作品やライヴへの参加を経て、2010年に1stソロアルバム『Antonio Loureiro』を発表。2012年に2ndソロアルバム『ソー』を発表した。2014年、ヴィブラフォン奏者・作曲家としてのバイオリン奏者、ヒカルド・ヘルス器楽曲アルバム『Herz e Lourei

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[2016.05]ビアンカ・ジスモンチ【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

[2016.05]ビアンカ・ジスモンチ【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

ビアンカ・ジスモンチ(Bianca Gismonti) ●プロフィール 世界に名を馳せる鬼才ブラジル人音楽家エグベルト・ジスモンチの娘。10歳から本格的にピアノを始め、2005年に、ピアノデュオ「Gisbranco」を結成、08年にデビューアルバム『Gisbranco』を発表。13年にリリースしたソロ名義アルバム『Sonhos de Nascimento』は、ナナ・ヴァスコンセロスやユリ・ポポフなど一流の音楽家もゲスト参加した。2015年、ビアンカ・ジスモンチ・トリオとして

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[2016.05]アレシャンドリ・アンドレス【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

[2016.05]アレシャンドリ・アンドレス【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 -】

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[2016.05]新しい世界の作曲家たちを知るためのディスクガイド30選 【新しい世界の作曲家
- フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 - 】

[2016.05]新しい世界の作曲家たちを知るためのディスクガイド30選 【新しい世界の作曲家 - フォークロア、プリミティブ、うた、器楽、革新 - 】

選・文|成田佳洋/花田勝暁 ①André Mehmari『As Estações Na Cantareira』(2015年) ブラジル音楽も、ジャズもクラシカルも——ピアニストであり、作曲家、アレンジャー、マルチプレイヤー——アンドレの多層・多彩な才能を知るのに最も相応しい傑作が本作と言えよう。コントラバスとドラムとピアノによるトリオ編成での録音をベースする。(花田) ── ②Antonio Loureiro『Só』(2012年) サンパウロ出身、ミナスで学んだアン

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[2015.11]日伯鬼才対談 菊地成孔
×
アントニオ・ロウレイロ

[2015.11]日伯鬼才対談 菊地成孔 × アントニオ・ロウレイロ

 日本とブラジルを代表する鬼才音楽家同士の初対面は、菊地成孔の馴染みのお店で、食事をとりながら、リラックスした中行われた。 ▼ アントニオ・ロウレイロ 菊地さんのdCprGのアルバム『フランツ・カフカのサウスアメリカ』、とても気に入りました。 菊地成孔 どこまでも混血である事、をイメージしたアルバムなんです。 アントニオ・ロウレイロ 全く異なる内容が同時に流れているんだけど、それがフィットしていて、時々ほとんどサンプルのように聴こえてくることもあったりして、かっこ

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[2018.09]ヂアナ・オルタ・ポポフ 正統ミナス音楽を
21世紀にアップデートする

[2018.09]ヂアナ・オルタ・ポポフ 正統ミナス音楽を 21世紀にアップデートする

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  トニーニョの右腕として活躍してきたユリ・ポポフ(b)の娘で、トニーニョの姪でもあるヂアナ・オルタ・ポポフ。2013年に素晴らしいデビューアルバム『Algum Lugar』をリリースして以降、リリースがなく大変寂しく思っていたところで、彼女に連絡をとるとセカンドアルバム『Amor de verdade』が完成したところだと言う。新世代のミナスの才能であることは間違いないが、彼女の音楽は楽理的に難解な方に向かうので

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[2019.01]ブラジル新世代鼎談 〜フレデリコ・エリオドーロ×ガブリエル・サンチアゴ×コンハード・ゴイス

[2019.01]ブラジル新世代鼎談 〜フレデリコ・エリオドーロ×ガブリエル・サンチアゴ×コンハード・ゴイス

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  新世代の作曲家たちを巻き込んだ、サンパウロを中心とする音楽ムーヴメント、〝ノヴォス・コンポジトーレス〟を牽引してきたヴォーカリスト、ダニ・グルジェル。ここ数年継続して毎年来日公演を行なっており、昨年はディスク大賞にもランクインしてきた人気グループ〝シンコ・ア・セコ〟のメンバーでもあるト・ブランジリオーニがゲストとして参加し話題を呼んだ。  今年は7月に爽快な作品『TUQTI』の制作に携

[2019.05]フーベル─ブラジル音楽の枠を超えて広く聴かれ始めた
新世代シンガーソングライター

[2019.05]フーベル─ブラジル音楽の枠を超えて広く聴かれ始めた 新世代シンガーソングライター

文●花田勝暁  1991年10月、リオ州郊外のヴォルタ・ヘドンダ生まれのシンガーソングライター、フーベルの音楽が、日本でもブラジル音楽ファンに限らず、音楽ファンに受け入れられている。  昨年発表されたセカンドアルバム『Casas』は、本誌の2018年のブラジルディスク大賞の関係者投票でも多くの異なる音楽的趣味を持つ人々から票を集めて、1位に輝いた。  その後、今年3月には「THINK! RECORDS」より、国内盤CDとレコードがリリースされ、フーベルの音楽の魅力の拡散

[2019.04]カステーロ・ブランコ ストーリー

[2019.04]カステーロ・ブランコ ストーリー

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  ぜひ、日本の音楽好きの人に広く知って欲しいブラジルの若いシンガーソングライターがいる。名前は、カステーロ・ブランコ。心を揺さぶる芯の強い名曲を紡ぐ才能を持つ彼は、思慮深く文学的・哲学的で、メディアに出てスターになるタイプではないが、その歌で静かにブラジルの多くの音楽好きを魅了している。  同世代のブラジルの才能として、シルヴァ、チン・ベルナルデスやフーベルが注目されているが、ぜひ、カステーロ・ブランコにも注目

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[2017.11]座談会:ミナス×サンパウロが東京で出会った

[2017.11]座談会:ミナス×サンパウロが東京で出会った

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 (上表紙写真=左から、Dani Gurgel / Alexandre Andrés / Rafael Martini / Tó Brandileone / Fi Maróstica)  サンパウロとミナス・ジェライス(ベロオリゾンチ 以下、BH)注目の都市の現在の音楽シーンを牽引するアーティストたちが偶然同時期に東京で来日公演を行った。  ミナスから〝21世紀のクルービ・ダ・エスキーナ〟と形容されるミュージシャンズサークルの中心にいて、注目作品を