世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2017.05]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #11 亡き義父からの衝撃のメッ…

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  小松亮太さんの著書『タンゴの真実』が発売されたことを記念して、過去の月刊ラティーナに連載した記事を掲載致します。  早いものでこの連載もあと二回で終了だ。何しろタンゴ・ファンは絶対数が少ないので、タンゴをあまり知らない方にも楽しんで頂けるよ…

[2017.05]島々百景 #15 知床半島

文と写真:宮沢和史  道東の玄関口である女満別空港で降り、そこから一時間ほど東に車を走らせると斜里町という町に着く。国後島と並行するような形で北東に伸びる知床半島を縦に半分に分けた左側(西側)ほぼ半分がその斜里町で、右側(東側)は羅臼町。半島の中央には羅臼岳や遠音別岳、海別岳など…

[2017.05]【第4回 カンツォーネばかりがイタリアじゃない】Lo stato sociale (ロ・ス…

文● 二宮大輔  ボローニャという町をご存じだろうか?  イタリア北部エミリア=ロマーニャ州に位置する都市で、ヨーロッパ最古の大学があることで知られている。ミートソースのパスタのことを「ボロネーゼ」と呼ぶが、これはつまりボローニャ発祥のパスタという意味。第二次大戦後は共産党の活動…

[2017.05]【連載 ラ米乱反射 #133】エクアドール次期大統領はレニーン・モレーノ 「市…

文●伊高浩昭(ジャーナリスト)  エクアドール(赤道国)で2017年4月2日、大統領選挙決選投票が実施され、「21世紀型社会主義」と「市民革命」を掲げるラファエル・コレア現大統領(54)の後継候補レニーン・モレーノ元副大統領(64)が接戦を制し当選した。これにより2015年末から顕著に…

[2017.05]【連載 TÚ SOLO TÚ #205】現在のラテン・ポップシーンを写し出した大傑作…

文●岡本郁生  先月は、今年のグラミー賞で〈ベスト・ラテン・ロック・アーバン・オア・オルタナティヴ・アルバム〉を受賞したプエルトリコの女性歌手イレを取り上げたが、今月は〈ベスト・ラテン・ポップ・アルバム〉に輝いたメキシコの兄妹デュオ、ジェシー&ジョイをご紹介したい。  受賞作は20…

[2017.05]世界の名曲「ラ・クンパルシータ」100周年に寄せて③

文●西村秀人  「ラ・クンパルシータ」が誕生して100周年。一体どれほどの数の録音が残されているだろうか? 一度数えようとして挫折したが、2000バージョンぐらいはあるなと思った記憶がある。ひょっとしたら世界一録音の多い曲ではないか?  今回はその数ある演奏からピックアップして、…

[2017.05]映画『Don't Blink ロバート・フランクの写した時代』から新たに見えてくる…

文●圷 滋夫  「ロバートとは89年にあるミュージック・ビデオを一緒に創るために初めて会って最初は少しとっつきにくい感じだったけど、実はロウワー・イースト・サイドのご近所さんだったのでよく偶然顔を合わせたり、二人共ポストカードが好きで私がお気に入りのカードにメモ書きをして彼の家のポ…

[2017.05]アルトゥール・ヴェロカイ—時を超える音楽の力—

文●ヂエゴ・ムニス  今日、伝説的なアルバムとなっているファースト・アルバム『Arthur Verocai(1972)』と『No voo do Urubu(2016)』の間に40年以上の間が空いている。『No voo do Urubu』は、MPB史において、最も重要なアレンジャーのうちの1人と讃えられるアレンジャーの最新アルバムであ…

[2017.05]トヨタ・ケーリー・バンド

 昨年、日本代表としてアイルランドの伝統音楽フェスティバルに出場し、大絶賛されたトヨタ・ケーリー・バンド。バンド主催のケーリー(ダンスパーティー)に開催当初から参加し、後進の指導にも熱心なダンサーの寺町靖子さんを交え、音楽とダンスの両面からケーリーに迫る座談会を行った。 文●おお…

[2017.05]イサオ・ナカムラ 〝打楽器の世界〟

文●中原 仁  長年、ドイツを拠点に現代音楽の打楽器奏者として活躍し、カールスルーエ国立音楽大学の教授もつとめている中村功(イサオ・ナカムラ)が11月、東京でソロ・リサイタル「イサオ・ナカムラ 〝打楽器の世界〟」を開く。  中村功は、日本のサンバ・パーカッション奏者の草分けでもある。…