文●中島ノブユキ(音楽家)text by NOBUYUKI NAKAJIMA
さてフランスに住み始めて2年と数ヶ月が経ちました。そのきっかけは2016年から始まったジェーン(・バーキン)の世界ツアーへの音楽監督(編曲/ ピアニスト)として参加がきっかけだった、と言う事はこの連載でも幾度となく触れている。そ…
[2020.03]世界を席巻するラテン音楽パワー
文●岡本郁生 text by IKUO OKAMOTO
毎年全米で1億人が見るというナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル。去る2月2日に行われた「第54回スーパーボウル」のハーフタイム・ショウは、現在の米国社会の現実を如実に反映した内容であった。メイン出演者はシャキーラとジェニフ…
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[2020.03]カロリーナ・ペレリッティ インタビュー
文と写真:宇戸裕紀 Text & Photo by Hironori Uto
その栗色の瞳を直視すると吸い込まれそうになる。タダモノではない。ルイス・アルベルト・スピネッタの最後のパートナーとしてアルゼンチンでは知られるフォルクローレ歌手カロリーナ・ペレリッティ。モデル・女優として活躍した後、幼い頃から秘…
[2020.03]Iñigo Vontier
文●鈴木多依子 text by TAEKO SUZUKI
イニゴ・ボンティエル(Iñigo Vontier)は、メキシコ・グアダラハラ在住のプロデューサー/DJ。2017年にレーベルCalypso Recordsをアルゼンチン人のトーマス・ジャクソン(Thomass Jackson)と立ち上げ、ニコラ・クルースやデンゲ・デンゲ・デンゲらの作品…
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[2020.03]『娘は戦場で生まれた』『プリズン・サークル』
『ビッグ・リトル・ファーム…
文●圷 滋夫 text by SHIGEO AKUTSU
〝アラブの春〟の翌11年にシリアでも始まった民主化運動は、やがて軍事的な対立、そして内戦へと移行し、第二次大戦以降で最悪の人道危機と言われながら、今も全く先が見えない状況だ。『娘は戦場で生まれた』はそんなシリア内戦を背景に、第二の都市アレッポで…
文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO
仮装の頭の羽飾りはだめ?
この号が出る頃には、ブラジルはカルナヴァル目前。今年は2月26日が四旬節・灰の水曜日なので、その前日までのおよそ1週間が祭り一色になる。といっても、お正月が過ぎればもう既にカルナヴァル気分で、そうこ…
[2020.03]【連載 TÚ SOLO TÚ #238】 ベーシスト ジーン・ペレス
〜ウィリー・コロン…
文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA
これまでタンゴの歴史を飾ったさまざまな名曲を紹介してきたが、今もタンゴの歌が日々作りだされていることを忘れてはいけない。マスメディアにおけるタンゴのプレゼンスが低くなったために、いわゆる広く親しまれるヒット曲は出にくい状況になったが、今日…