世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.08]BANDERAS ハード・サルサ~ラテン・ミュージックの
新たな道を切り開く 【特集:ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと受け継がれるキューバ音楽の遺伝子】

[2018.08]BANDERAS ハード・サルサ~ラテン・ミュージックの 新たな道を切り開く 【特集:ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと受け継がれるキューバ音楽の遺伝子】

文●岡本郁生 text by IKUO OKAMOTO  噂のサルサ・バンド、バンデラスのファースト・アルバム『ラ・バンデラ』が完成した。  昨年9月、本誌の連載「Tu Solo Tu」で取り上げたのは、セカンド・7インチ・シングル「Turn your lights down low / ¡AY JOE !」がリリースされた直後だったが、そのあと、今年3月にはスイスのレーベル、Matasuna Recordsから、ファースト・シングル「Tema de Banderas /

[2017.08]追悼 高場将美さん

[2017.08]追悼 高場将美さん

文●本田 健治  本誌「ラティーナ」は、1983年までは「中南米音楽」という誌名だった。元々はタンゴやラテンの愛好会の機関誌みたいなものが徐々に発展して行ったものだ。50〜60年代半ばのタンゴ・ブームの頃にはジャズやポップスと並んで洋楽ブームの大きな一端を担った雑誌だった。60年代になってビートルズ旋風が吹き荒れた頃から、ラテン、タンゴの中南米音楽はやや衰退気味だったと聞く。「中南米音楽」の中西社長は目黒・三田の狭いアパートの一室で、いろいろな愛好家たちの手を借りて、この雑