世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.10]次代の宮古民謡を託された期待の新人、松原忠之 デビューアルバム『清ら海、美ら島~あやぐ、宮古のうた~』

インタビュー・文●岡部徳枝 ※こちらの記事は、10/20からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  2021年5月4日、宮古民謡を代表する唄者、国吉源次が旅立った。享年90歳。宮古島の東に位置する城辺町字新城に生まれ、祖母が歌う宮古民謡を子守歌に育った国吉は、大の歌好きに成長。10代の頃から村芝居の地謡を務め、その後、地域の行事に引っ張りだこな存在になっていったという。1965年、35歳で本格的に唄者になるべく沖縄本島の那覇市へ。19

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[2020.03]先人を偲び、島唄を未来へと継承する「島唄継承」 〜歌の情けが染み入る前川朝昭の世界〜

文●岡部徳枝/写真●奥西 奨 text by NORIE OKABE / photos by SHO OKUNISHI  2015年から沖縄市の「ミュージックタウン音市場」にて毎年12月に開催されている「島唄継承」。沖縄民謡界に名を残す偉大な先人たちにリスペクトの意を表して、彼らが遺した曲を現役の唄者が歌い弾き、島唄を未来へ継承していこうというイベントだ。毎回ある人物にフォーカスするシリーズ公演で、第5回目となる2019年12月8日は「前川朝昭の世界」をテーマに開催。〝イチ

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[2019.06]島唄継承 先人たちへリスペクトを贈り 未来へ島唄を継承する

文●岡部徳枝/写真●奥西 奨 text by NORIE OKABE / photos by SHO OKUNISHI  2015年から沖縄市の「ミュージックタウン音市場」にて年に一度12月に開催されている「島唄継承」。沖縄民謡界に名を残す偉大な先人たちにリスペクトの意を表し、彼らが遺した名曲を現役の唄者が歌い継ぐ。そして未来へ島唄を継承していこうというイベントだ。毎回ある人物にフォーカスしていくシリーズ公演で、第一回は普久原朝喜、第二回は知名定繁、第三回は嘉手苅林昌と小浜

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[2018.08]堀内加奈子 土地から土地、人から人へと辿り歩き、音楽で心を通わせ、可能性を切り拓いてきた軌跡 『肝美らさ』

文●岡部徳枝/写真●野村恵子 text by NORIE OKABE /photo by or photos by KEIKO NOMURA  大城美佐子に弟子入りして18年。北海道出身の沖縄民謡唄者、堀内加奈子が結婚・出産を機に2枚組アルバム『肝美らさ』を発表した。全19曲、勝井祐二、坂田明、柳家小春など多彩なジャンルのアーティストと共演した本作は、三線ひとつで国内外を飛び回り、各地でセッションを重ねてきた彼女の集大成というべき作品。出産から半年、早くも活動再開している〝

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[2019.12]オキナワのブラジル 〜ブラジルからサンバチームが沖縄にやって来た!〜

文●翁長巳酉/写真●翁長巳酉&岡部徳枝 text by MIDORI ONAGA / photos by MIDORI ONAGA & NORIE OKABE   何とサンパウロのサンバチーム「アギア・ジ・オウロ」の面々16名が浅草サンバカーニバルの後に沖縄にやってきたのである。アギアとはもう25年以上のお付き合い。やっと沖縄に来てくれたのだ。今回はサンパウロのパウロ・コバヤシ財団の会長や関係者も同行。亡きパウロ・コバヤシ氏はサンパウロ州唯一の日系連邦議員。私がサンパウロ