世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

選・文●花田勝暁  ジャンルを超越した幅広い音楽的造詣とテクニックを持つ音楽家たちが、多様な編成のグループで、オリジナルで自由な音楽を追求し、それぞれのアンサンブルを深化/進化させ、東京から新しい室内楽的アンサンブルを生んでいる──  約3年ぶりの「日本の新しい室内楽」の特集です。この間も東京の器楽系シーンで、美しいアンサンブルが紡がれてきました。 「南米音楽を経験した日本人による新しい音楽」(2014年9月号)、「日本の新しい室内楽」(2015年9月号)に続く特集と

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[2019.01]江藤有希|より深く、より柔らかく、独自の音楽世界に誘う 『tatto』

[2019.01]江藤有希|より深く、より柔らかく、独自の音楽世界に誘う 『tatto』

文●花田勝暁  イタリア語で「手ざわり」を意味する言葉『tatto』と名付けられたヴァイオリニスト江藤有希のセカンド・アルバム。親しみやすく身近に感じる曲を書く江藤の作品を表すのに相応しい言葉だ。  江藤と活動を共にしている笹子重治は「江藤さんの作品には、高度だけど親しみやすい、という特徴がありました。インスト音楽って、高度であること、親しみやすいことは、それぞれそれを目指せばわりとあり得るワケですが、両方を兼ね備える、というのは、なかなか難しいと思います。江藤さんの作品

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