世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.03]南米のデジタル音楽の現在地 エレクトリックフォルクローレと、それ…

文●Shhhhh text by Shhhhh  ABLETON LIVEというラップトップ一台で楽曲制作ができるソフトが南米の地下音楽家にも広まり、テクノの4/4のリズムに南米の伝統音楽/フォルクローレの要素を乗っけループさせるという手法はそのダンスミュージックの最大公約数の快楽(ダンスフロアでの踊りやすさ)…

[2020.03]グローバルベースの現在を知るための10枚

選・文● 鈴木 庸介(ラテン鈴木 / DJ YK) ■融合と分裂を繰り返しながら、短い期間で世界中のローカルなダンスミュージックにまで生息域を拡げることに成功したBASS MUSIC。とりわけここ数年は、良質なGLOBAL BASSが数多くリリースされた、まさに当たり年であった。その全てを語るのは不可能だが、…

[2020.03]エレクトリック・フォルクローレの現在を知るための10枚

選・文●Shhhhh ■界隈の音源もクオリティが上がりヨーロッパのレーベルからもレコードでリリースする作品も増えたが、やはりシーンの性格上データのみの素晴らしい作品も多数。オンライン上のレーベルで拠点という考えはあるようでないかもだが、ポーランドやチリのレーベルもある。  各レーベルの…

ZZK以降の エレクトリック・ フォルクローレ

文●大石 始 text by HAJIME OISHI  2008年、ブエノスアイレスを拠点とするレーベル、ZZKから『ZZK Sound Vol.1』という一枚のコンピレーション・アルバムがリリースされた。収録されていたのはチャンチャ・ビア・シルクイートやキング・コヤ、ファウナ、フリークスタイラーズなど、当時無名のアー…

[2019.03]ZZK以降のエレクトリック・フォルクローレを知るための30枚 N…

選・文●大石始、DJ Shhhhh、名倉和哉 Lagartijeando『El Gran Podor』(Wonderwheel/2017年) ■ラガルティヘアンドはゴタン・プロジェクトのリミックスなどで早くから将来が嘱望されていた。ZZKからデビューして、ワンダーホイールからのアルバムでネクスト・フェイズへの足掛かりを掴むという、…

[2019.03]ZZK以降のエレクトリック・フォルクローレを知るための30枚 N…

選・文●大石始、DJ Shhhhh、名倉和哉 Cigarra『Ato』(Tropical Twista/2018年) ■ヴードゥーホップ一派の最新作。自分含め最初は皆、彼らを「スロウ(普通のテクノよりピッチが遅い)」という印象で紹介したが、もはやそこで括れないところまで来ているエクスペリメンタル・トラック。「トロピカ…

[2019.03]ZZK以降のエレクトリック・フォルクローレを知るための30枚 N…

選・文●大石始、DJ Shhhhh、名倉和哉 V.A.『El Camino De Leda』(Fértil Discos/2019年) ■ニコラ・クルース以降を予感させるサン・イグナシオとZZKからもリリースのある、エル・レモロンによるレーベル、フェルチル・ヂスコス。彼らによるフォルクローレの収拾家レダ・バジャダーレスのトリビ…

[2019.03]エレクトリック・フォルクローレの「いま」を アップデートする次世代の逸材…

文●大石 始 text by HAJIME OISHI  1987年にブエノスアイレスで生まれたバリオ・リンドは、紛れもないシーンのキーパーソンのひとりだ。22歳のときにコロンビアのボゴタに移住し、現在はベルリン在住。南米とヨーロッパを行き来しながら精力的な活動を続けている。南米各地で吸収してきた土着的感…