世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2017.04]宮野弘紀 × ルーラ・ガルヴォン 円熟味を増す2人のギターの名手によるデュオ

[2017.04]宮野弘紀 × ルーラ・ガルヴォン 円熟味を増す2人のギターの名手によるデュオ

文●浅羽 晃  侘び寂びとサウダージが出会い、静謐な情景を描いた快作『アダージョ』から9年、ギタリストの宮野弘紀がブラジルの名手、ルーラ・ガルヴォンと再び組んで『アダージェット』をリリースした。音を愛おしむように紡いでいく親密なデュオ演奏は前作同様であり、チェロのジャキス・モレレンバウムをゲストに招くという新味もある。  カエターノ・ヴェローゾ、ホーザ・パッソス、ギンガといった錚々たる音楽家をサポートするギタリスト/アレンジャーのガルヴォンを宮野が知ったのは20年ほど前。

[2017.11]ファビアーノ・ド・ナシメント〜「アフロ・ブラジリアンの未来」というべき才能をもつ
若きギタリスト

[2017.11]ファビアーノ・ド・ナシメント〜「アフロ・ブラジリアンの未来」というべき才能をもつ 若きギタリスト

文●早坂英貴  間もなく来日するギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントは、伝統的な音楽の要素を継承しつつ現代的な表現方法を模索する「アフロ・ブラジリアンの未来」というべき才能だ。由緒ある音楽一家に育ったという恵まれた環境もさることながら、10代前半にギターに出会ってからからは、この楽器とともに演奏と表現両面で追求と研鑽を続けている。 『Dança Dos Tempos』(2015)  1983年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。移り住んだLAの音楽シーンでファビアーノが頭角