世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー

[2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー

インタビュー・文●松山晋也 笹久保伸『CHICHIBU』  ギタリスト笹久保伸のニュー・アルバムがリリースされた。タイトルは『CHICHIBU』。生まれ育った秩父の文化や風土に徹底的にこだわってきた笹久保なれば、この正面きってのダイレクトなタイトルには逆に驚かされる。そして今作は、コラボ作なども含めたリーダー作としてはなんと通算30作目。経済的困窮を常日頃公言しつつも、創作意欲はまったく衰えを見せない。泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのごとく、作り続けることでしか生きられ

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[2021.01]かけがえのない共演〜歌手のモニカ・サウマーゾとピアニストのアンドレ・メマーリがミルトン・ナシメントへオマージュを捧げる

[2021.01]かけがえのない共演〜歌手のモニカ・サウマーゾとピアニストのアンドレ・メマーリがミルトン・ナシメントへオマージュを捧げる

文●Diego Muniz 翻訳●花田勝暁  モニカ・サウマーゾの公式YouTubeチャンネルをぜひ訪ねてみて下さい。ミルトン・ナシメントのレパートリーの中から10曲を「声とピアノ」の録音で聴くことができます。   「Milton」と名付けられたこのプロジェクトは、12月14日にサンパウロ市で、モニカとピアニストのアンドレ・メマーリが録音しました。サックス/フルート奏者のテコ・カルドーゾも参加しています。動画は、日本時間では1月16日に初公開され、1月末まで公開されます。

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[2020.09]モニカ・サウマーゾの「人生を変えた3枚、1作、1冊」

[2020.09]モニカ・サウマーゾの「人生を変えた3枚、1作、1冊」

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[2019.04]平成のワールドミュージック ⑥平成26年〜平成31年

[2019.04]平成のワールドミュージック ⑥平成26年〜平成31年

●平成26年(2014年) ◆モニカ・サウマーゾの頂点というべき作品『モニカ・サウマーゾ/コルポ・ヂ・バイリ』  モニカ・サウマーゾは1995年の『Afro-sambas』に始まり、2017年までの22年の間に自己名義のアルバムを11枚リリースしており、そのすべてのアルバムが最高のクオリティであるという驚くべきアーティストだ。そのなかで頂点というべき作品が10番目となるこの『Corpo de Baile』である。ギンガの作品集だがギンガに対して一般的には90年代のアルヂール

[2017.11]モニカ・サウマーゾの カイピーラ(田舎者)詩的世界

[2017.11]モニカ・サウマーゾの カイピーラ(田舎者)詩的世界

文●ヂエゴ・ムニス  日本を代表するサックス奏者、渡辺貞夫が一番共演を望んでいたブラジルの歌姫モニカ・サウマーゾ。10月に念願の来日公演が実現し、その歌声に酔いしれた人も多かったでしょう。1995年に最初のアルバム『Afro-sambas』をリリースし、以来学殖豊かに洗練されたレパートリーを増やしながら、かつ歌唱技術を豊かな感情と才能と絶妙に融合させる女性歌手だ。  〝まだ〟トップセールスこそ果たしていないが、MPBにおいてリスペクトされるキャリアを築いている。20年の音

[2019.11]音と映像による舞踏会 モニカ・サウマーゾDVD『Corpo de Baile』 インタビュー

[2019.11]音と映像による舞踏会 モニカ・サウマーゾDVD『Corpo de Baile』 インタビュー

文●ヂエゴ・ムニス text by Diego Muniz  モニカ・サウマーゾが2015年から2016年にかけて、ブラジル国内の11都市をツアーした『Corpo de Baile(コルポ・ヂ・バイリ)』が、この度映像化された。映画『セントラル・ステーション』などを手がけたヴァルテル・カルヴァーリョが、ブラジルの美しい風景を使用した映像による舞台演出を手がけ、その音楽世界を見事に表現した。ステージには9名のミュージシャンがオーケストラのような迫力のある演奏をし、モニカは安定