世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.07]STEFANO BOLLANI 〜濱瀬元彦が傑作『Que Bom…

インタビュー●濱瀬元彦 interview by MOTOHIKO HAMASE  ジャズ・ベーシストで、『チャーリー・ パーカーの技法 インプロヴィゼーションの構造分析』をはじめとした音楽理論に関する著作も多い濱瀬元彦氏にステファノ・ボラーニへのメール・インタビューをお願いした。  ステファノ・ボラーニは、…

[2018.07]島々百景 #29 対馬

文と写真:宮沢和史  『島々百景』の連載を書き始めて久しい。北は北海道の稚内、いや、ロシアのサハリンから、南西諸島や、ブラジルのイタパリカまで個性豊かな島々を巡り、自分の目線、口調で色々と語ってきた。しかし、まだまだ島々の魅力、島々に伝わる素晴らしい歌たちの魅力を伝えきれてはいな…

[2018.07]ブラジルフィールドワーク #02 サンパウロ – リオ 空きビル…

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO   5月1日未明にサンパウロのセントロ(旧市街)で起きた高層ビル火災。火に包まれて崩壊するビルの映像を日本のニュースで目にした人も多いだろう。  空きビルになっていた24階建てのこの建物には、2013年以来、住む家のない146家族…

[2018.07]【連載 TÚ SOLO TÚ #219】過去、現在と未来までを表現する 注目のキューバ…

文●岡本郁生  オバマ政権下で始まった米国とキューバとの関係改善だが、そのまま突き進むのか?と思われたところへトランプ大統領が登場。再び後退しているようにも見える。が、大きなスパンで見れば、おそらくこの雪解けの流れが逆流することはないだろう……  そんなことを改めて感じたのも、オ…

[2018.07]風を奏でる音楽家のダイアリー #12 川のほとりのダイアリー(後…

文●ジョアナ・ケイロス  アルゼンチンへ行く前にアギーレとメールでやりとりをしていたら、彼から私に何曲か歌ったらと提案があった。「En la Frontera」を挙げてくれた。歌うことは大好きだけど、〝歌い手〟という自覚はない。(克服しようと努めているところだけど)技術的な制約も感じるし。それ…

[2018.07]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第6回 砂まじりのしわが…

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA タンゴ界でいわゆる「ヒット曲」がなくなって久しい(他の分野でも似たようなものだが)。あえて最後のタンゴのヒット曲は何だろうかと考えた時、私はこの曲だと確信する。 注:・ポラーコ…スペイン語で「ポーランド人」の意味。ゴジェネチェの髪の色が赤み…

[2018.07]連載 太平洋の向こう岸からの手紙 #13 『今ふたたび』

文●フアン・フェルミン・フェラリス  私たちは第25教室のほとんど最後列に座っていました。彼は私にこう言いました「この曲はこう演奏できると思うんだ」そしてエグベルト・ジスモンチの「Choro」の最初のコードを弾いたのです。  先生が何かを説明している間だったのですが、注意散漫だったこと…

[2018.07]カニサレス その英知とテクニックを多重録音で凝縮し フラメンコの新たな可…

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUAYAM  様々な角度から〝フラメンコとは何なのか〟を探求し続けてきたスペインの偉大なるギタリスト、カニサレス。ここ数年はもっぱら、ファリャやアルベニス、グラナドスといった母国のクラシック系作曲家たちの作品の録音を通して、フラメンコの本質と新しい可能…

[2018.07]ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ ★ アディオス

文●田中勝則 text by KATSUNORI TANAKA  時間が経過するのは早いものだ。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のCDが発売されたのが1997年だから、もう20年以上が過ぎようとしている。  イギリスのインディー・レーベルであるワールド・サーキットにとってはじめての海外レコーディングになっ…

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない③ 〜北欧・東欧…

●北欧 移民の人たちの台頭 文●野崎洋子  text by YOKO NOZAKI (THE MUSIC PLANT)  北欧のヒップホップ事情について、各国の公的な音楽振興組織が共同で設立しているノルディック・プレイリスト(jajajamusic.com)のフランシーン・ゴーマンさんに話を聞くことが出来た。 「北欧とひとくくり…