文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO
狭く入り組んだ路地を歩けば、耳の奥にボサノヴァの名曲「コルコヴァード」が蘇ってくる。サンタマルタから仰ぎ見る、ひときわ高いコルコヴァードの丘の上に立つキリスト像は、人々の暮らしを抱きしめるように、こちらを向いていつも静かに…
文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA
タンゴに限らず、作詞者と作曲者がどうやって曲を作っていくのか、ということは意外と音楽ファンには知られていないのではないだろうか。今回の「最後の酔い」は珍しくその完成の瞬間がエピソードになって残っているケースである。
作詞はカトゥロ・カステ…
文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA
2013年の初来日以来、5年連続でDDGQ(ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート)としてアルバムを携え来日していたサンパウロ新世代を牽引する才能、ダニ・グルジェル。今年は、ソロアルバム『TUQTI(トゥクチ)』を携え、日本ツアーのためにソロ名義で…
[2018.09]特集:ワールド×ジャズ ワールド×ジャズ注目のシーン 〜北欧、中…
文●オラシオ text by HORACIO
◆北欧
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[2018.09]特集:ワールド×ジャズ ワールド×ジャズ注目のシーン 〜ブラジル
文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA
Leandro Cabral
Deangelo Silva
A Engrenagem
19世紀半ばにはリオで既にインストゥルメンタルが基本の都市型ポピュラー音楽、ショーロが誕生していたブラジルには、広大なインスト音楽の世界な広がっている。生きるレジェンド、エグベルト・ジスモンチ、…
[2018.09]特集:ワールド×ジャズ ワールド×ジャズ注目のシーン 〜南アフリ…
文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA
Thandi Ntuli
1994年のアパルトヘイト廃止以来、どんどん盛んになってきた南アフリカの音楽シーン。ダンス・ミュージックのクワイトやゴムが国外からも注目を高めてきたが、コンテンポラリー・ジャズのシーンに…
[2018.09]ヂアナ・オルタ・ポポフ 正統ミナス音楽を
21世紀にアップデート…
文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA
トニーニョの右腕として活躍してきたユリ・ポポフ(b)の娘で、トニーニョの姪でもあるヂアナ・オルタ・ポポフ。2013年に素晴らしいデビューアルバム『Algum Lugar』をリリースして以降、リリースがなく大変寂しく思っていたところで、彼女に連絡をとるとセ…