世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.11]特集 人生と音楽 〜挫折〜 宮沢和史

宮沢和史(音楽家)●THE BOOM解散後、充電期間を経て、2017年から歌手活動を少しずつ再開、本年11月末から来年初旬にかけて全国ツアー「時を泳げ魚の如く」を行う。沖縄芸術大学で非常勤講師も務める。 挫折…… 人はこの言葉を回避するために幼い頃から学び、知恵と力をつけてきたはずなのに早かれ…

[2018.11]特集 人生と音楽 〜学び〜 濱瀬元彦

濱瀬元彦●(ジャズ・ベーシスト)「濱瀬元彦E.L.F.Ensemble+菊地成孔」で音楽の新しい形を追求している。著作も多く、近著は『チャーリー・ パーカーの技法 インプロヴィゼーションの構造分析』(岩波書店)

[2018.11]スウェーデンを代表する笛奏者 ヨーラン・モンソン

文と写真●松山晋也 text and photos by SHINYA MATSUYAMA  スウェーデンを代表する笛奏者ヨーラン・モンソンが去る5月に〈ヨーラン・モンソン・プロジェクト〉として来日公演をおこなった。これは昨年秋に本国で発売され大きな話題になったヨーラン・モンソン&フレンズ名義のアルバム『オール・…

[2018.11]風を奏でる音楽家のダイアリー #15 悲しみのなかで抵抗する☆

文●ジョアナ・ケイロス  私たちはいま、驚くほど混沌とした時代を生きている。特にブラジルにおいては。先日の大統領選で極右の候補者が危うく当選しそうになるという驚くべき結果が出てしまった。どういう理由で大勢の有権者の有力候補なってしまったのかよく理解ができないし、覚悟はしていたけれ…

[2018.11]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第10回 メーキャップ(マ…

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA アルゼンチン・タンゴの世界で兄弟両方が演奏家、という例はかなり多い。しかし作詞・作曲ということになると、父子の例はあるが(ホセ・ゴンサレス&カトゥロ・カスティージョ、パスクアル&ホセ・マリア・コントゥルシなど)、兄弟で創作活動をしてきた例は…

[2018.11]ブラジルフィールドワーク #06 リオデジャネイロ 女性たちの「…

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO  音楽があふれていた。色があふれていた。大統領選を8日後に控えた9月29日。リオデジャネイロ都心のシネランヂア広場を埋め尽くして、ただひとつの思いのもとに人々がそこにいた。数万人もの足を広場へと向かわせた合言葉は、女性たちが発…

[2018.11]【連載 TÚ SOLO TÚ #223】エディ・パルミエリ、代表曲ばかりを集めた、 最…

文●岡本郁生  御年81歳。ニューヨーク・ラテンのマエストロ、ピアニスト/バンド・リーダーのエディ・パルミエリの最新アルバム『フル・サークル』が届いた。  昨年リリースされたラテン・ジャズ・アルバム『サビドゥリア』から1年とちょっと、というハイペースである。  昨年7月、来日した際…

[2018.11]島々百景 #33 バリ

文と写真:宮沢和史  島々の歴史を改めて調べてみると、その多くは侵攻、侵略による上書きによって年表が書き進められる場合が多い。人間は自分の生命、老いの速度でしかものを感じ取ることができないから、現在世界情勢はグラついていると認識しながらもなんとか均衡を保っていると思いがちだが、世…

[2018.11]連載 太平洋の向こう岸からの手紙 #17 『モギ』

文●フアン・フェルミン・フェラリス  ずっと昔に唯一のものに出会いました。何度も同じ部分を繰り返しました。 Si la mar fuera de leche / y los barquitos de canela / yo me mancharía entero / por salvar a tu bandera. (もし海がミルクで出来ていたら/そして、もし小舟がシナモンで出来て…

[2018.11]マリ・カルクン エストニアの伝統楽器と表情豊かな歌で 南エストニアの自然…

文●おおしまゆたか text by YUTAKA OSHIMA  エストニアは古くて新しい。国としては1918年にできた、というので今年100周年。御祝に世界各地でイベントを展開している。今回の「エストニア音楽祭」もその一環。優れたデザイナーもたくさんいるそうで、テキスタイルとジュエリーのデザイナーが三人、…