世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.02]ブラジルフィールドワーク #09 村々の手仕事の
美に魅せられて

[2019.02]ブラジルフィールドワーク #09 村々の手仕事の 美に魅せられて

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO 村々にひっそり残る手仕事の文化  奥地の農村で。小さな漁村で。ブラジルでは、あちこちにひっそりと、手仕事の伝統が息づいている。女性たちの手から手へ受け継がれてきた素朴な技が、布やかご、身の回りの道具などの日々の暮らしの品を作り出してきた。  ヨーロッパからの移民の子孫の多いブラジルには、遠いルーツを物語る手仕事も残されている。レース編みや手織物など、ヨーロッパでは既に失われてしまった文

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[2019.02]フェルナンド・マルサン楽団「グラン・ヒストリア」で来日する新星ふたり アルフレド・ピティス&マリア・ホセ・ロハス
インタビュー

[2019.02]フェルナンド・マルサン楽団「グラン・ヒストリア」で来日する新星ふたり アルフレド・ピティス&マリア・ホセ・ロハス インタビュー

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA  記念すべき民音タンゴ・シリーズ50回目のショウ「グラン・ヒストリア」で来日するフェルナンド・マルサン・セステートには今回初来日となる2名の歌手が帯同する。  男性はアルフレド・ピティスで、1974年ブエノスアイレス生まれの現在44歳。2002年、ラ・ファルダ・タンゴ・フェスティバルで行われたSADAIC主催の歌手コンクールで2位に入賞したことをきっかけに本格的に活動を開始、2004年から2007年まではコル

[2019.02]風を奏でる音楽家のダイアリー #18 詩

[2019.02]風を奏でる音楽家のダイアリー #18 詩

文●ジョアナ・ケイロス よく晴れた日 あふれんばかりの自然 色、味、音、香り 活気にあふれた日常 あらゆる方向に伸びて広がる 輝き 夏

[2019.02]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第13回 ナーダ(何も無く)

[2019.02]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第13回 ナーダ(何も無く)

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA 歌のタンゴの話をする時、ほとんどの場合言及されるのは作詞家か歌手である。しかし作曲家の存在も忘れてはいけない。特に今回取りあげるバンドネオン奏者ホセ・ダメスのように、現代でも受け継がれる名曲を3つも残したにもかかわらず、演奏家としてはまったく運のなかったケースではなおさらである。  バンドネオン奏者ホセ・ダメスの作った3大ヒット曲といえるのはこの「ナーダ」(Nada)、「昔の二人(フイモス)」(Fuimos)

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[2019.02]島々百景 #36 利尻島

[2019.02]島々百景 #36 利尻島

文と写真:宮沢和史  以前、THE BOOM と GANGA ZUMBA のバンド活動以外に数人のスタッフと全国を廻り、弾き語りコンサートを行っていた。なかでも、『寄り道四十七次〜花鳥風月』と題したツアーはとりわけ思い出深い。2012〜13年の間に一年弱かけて一度に全ての都道府県を周り、50本程度のステージに立った。ツアーと言えば聞こえがいいが、どちらかというと巡業という言葉がしっくりくる。 新幹線、飛行機、船、はもちろん、自走して旅することもしばしば。埼玉に至っては途中ま

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[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選③

[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選③

選・文●編集部 2017年以降にリリースされた作品から選盤しています。 ◆寺尾紗穂 『たよりないもののために』(2018年) ■聴く者をやさしく包み込む計り知れない温もりと、背筋を正される凛とした佇まいが同居した唯一無二の世界。

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[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選②

[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選②

選・文●編集部 2017年以降にリリースされた作品から選盤しています。 ◆角銅真実 『Ya Chaika』(2018年) ■ピアノや打楽器をメインに自由な音像を描く才女。本作では、自身の生きている"気配"や"息遣い"を出すことを意識した。

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[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選①

[2019.02]自分の歌を紡ぐ現在形のシンガーソングライターを聴け ディスクガイド30選①

選・文●編集部 2017年以降にリリースされた作品から選盤しています。 ◆青葉市子 『qp』(2018年) ■緑がかった薄い青白色のハネを持つ蛾、オオミズアオをモチーフとした2年ぶりの新作。きわめて純度の高い市子の世界。

[2019.02]オーニソロジー 〈ポスト星野源?〉 菊地成孔の秘蔵っ子、遂にアルバム・デビュー
ジャズの経験をR&Bやロックに消化するポップな音楽性の秘密

[2019.02]オーニソロジー 〈ポスト星野源?〉 菊地成孔の秘蔵っ子、遂にアルバム・デビュー ジャズの経験をR&Bやロックに消化するポップな音楽性の秘密

文●西澤裕郎 text by HIROO NISHIZAWA  2015年に活動をスタートさせたシンガー・ソングライター辻村泰彦によるソロ・ユニット、オーニソロジー。竹田一彦に師事して得たジャズギターのプレイをオルタナR&B、ロックに昇華させた楽曲で、2018年、菊地成孔プロデュースの元、アルバム『101』をリリースした。高い音楽スキルとポピュラリティを兼ね備えたオーニソロジーのルーツやアルバムの制作過程について話を聞いた。 ▼ ── 辻村さんがオーニソロジーとして活動

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[2019.02]さとうもかと入江 陽

[2019.02]さとうもかと入江 陽

文●入江 陽 text by YO IRIE  さとうもかさんは1994年生まれ、岡山県出身・在住。現在制作中の彼女のセカンド・アルバムにプロデューサーとして参加している私、入江陽は1987年生まれ、東京出身・千葉在住。そんな2人のシンガーソングライターで、歌や作詞作曲について対談してみました。 最初から歌いたかった人と、特に歌いたいわけではなかった人入江 陽 シンガーソングライターたちは、最初から歌いたかった人と、特に歌いたいわけではなかった人、に分かれる気がします。自

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