世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 29.濱瀬元彦

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 29.濱瀬元彦

濱瀬元彦 Motohiko Hamase ジャズ・ベーシスト/「濱瀬元彦 E.L.F.Ensemble +菊池成孔」で音楽の新しい形を追求している。著作も多く、近著は『チャーリー・パーカーの技法インプロヴィゼーションの構造分析』(岩波書店)

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[2019.05]ブラジルフィールドワーク #12 
誰がマリエリを殺せと命じた?

[2019.05]ブラジルフィールドワーク #12 誰がマリエリを殺せと命じた?

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO  ブラジルでは人権問題や権力の不正問題に深く関わる人は、しばしば命の危険にさらされる。リオデジャネイロ市議会議員マリエリ・フランコもそのひとりだった。2018年3月14日の夜、市民集会を終えて車で移動中だったマリエリは、彼女の運転手アンデルソン・ゴメスと共に、横付けしてきた1台の車の窓越しに撃たれて殺された。リボルバーの弾を何発も頭に撃ち込まれて。  彼女の活動実績と現場の状況から考えて

[2019.05]島々百景 #39 石垣島

[2019.05]島々百景 #39 石垣島

文と写真:宮沢和史  廃藩置県により1879年から琉球弧の与論島より南西の諸島をはすべて沖縄県と呼ばれるようになったわけだが、沖縄本島から与那国島までの続く長い島嶼群を我々他県の者はひとくくりに〝おきなわ〟と捉えがちだが、島によって文化伝統、言葉や祭事、踊りなどの芸能、に大きな違いがある。島の数だけ文化があると言っても言い過ぎではない。沖縄本島最北部の辺戸岬から与那国島の中心地まで600㎞もあり、今では島々の行き来は容易だが、かつては閉鎖された世界観の中で独自の生活を守って

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[2019.05]【連載 TÚ SOLO TÚ #228】追悼 パチャンガのレジェンド ジョー・キハーノ

[2019.05]【連載 TÚ SOLO TÚ #228】追悼 パチャンガのレジェンド ジョー・キハーノ

文●岡本郁生  ♪最近のバリオでの論争は/パチャンガをどう踊るか/チャランガとパチャンガを混同してるんだ/チャランガっていうのはイケてる楽団のこと/パチャンガはいま流行ってるダンスのことさ/だけど、これでわかるだろう/何がチャランガでパチャンガはどう踊るか……  ジョー・キハーノの1962年の大ヒット曲「ラ・パチャンガ・セ・バイラ・アシ(パチャンガはこう踊れ)」はこんな歌詞で始まる。  59年、キューバ革命が起こったその年に、エドゥアルド・ダビッドソンが作曲、オルケスタ

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[2019.05]風を奏でる音楽家のダイアリー #21 人生の奇妙さと不完全さを受け入れて

[2019.05]風を奏でる音楽家のダイアリー #21 人生の奇妙さと不完全さを受け入れて

文●ジョアナ・ケイロス 漂流する船 内面的な変革 すべてのものごとのエッセンスに存在する混沌 そのなかにある奇妙な優先順位は理解できない けど受け入れる

[2019.05]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第16回 荒れ果てた愛(エル・アモール・デソラード)

[2019.05]【連載】タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 第16回 荒れ果てた愛(エル・アモール・デソラード)

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA この曲をこの連載で取りあげるのはあまり適切とは言えないかもしれない。なぜなら作詞者がスペイン人で、原曲はバラードだからだ。しかし1980年代最高の人気タンゴ歌手だったホルヘ・ファルコンの生涯最大のヒット曲であったのも事実なのである。 ホセ・フェルナンド・ディセンタ・サンチェス  あまりに暗い愛の物語の終わりが描かれている。作詞者はスペイン人で俳優、詩人として知られたホセ・フェルナンド・ディセンタ・サンチェス

[2019.05]音楽を解き放つチェリスト、
ジョヴァンニ・ソッリマ 今夏「100チェロ」を率いて東京へ

[2019.05]音楽を解き放つチェリスト、 ジョヴァンニ・ソッリマ 今夏「100チェロ」を率いて東京へ

文●安田真子 text by MAKO YASUDA  世界各地の有名ホールや音楽祭への出演依頼が引きも切らないソリストであり、ローマの国立音楽院で教鞭をとる指導者で、毎年新作を多数手がける人気作曲家。ジョヴァンニ・ソッリマは、その全ての側面で唯一無二の魅力を放つアーティストだ。  チェロという楽器ひとつでバロックから現代音楽、ロックまで、あらゆる音楽を自在に行き来する。その演奏はしばしば即興的であり、作品への深い理解に裏打ちされている。情感豊かで自然な勢いがあり、音の

[2019.05]奈良タンゴ祭大和郡山から世界へ発信する「アルゼンチンタンゴ」

[2019.05]奈良タンゴ祭大和郡山から世界へ発信する「アルゼンチンタンゴ」

文●清川宏樹 text by HIROKI KIYOKAWA  この数年でじわじわと、しかし確実に知名度の向上しつつあるアルゼンチン音楽。その陰には、素晴らしい音楽を発信し続けるアーティストの存在はもちろん、CDの発売やアーティストの招聘、音楽にまつわる数多くの執筆など、アルゼンチン音楽を愛する多くの人たちの惜しみない努力がある事は言うまでもない。特にコンテンポラリー・フォルクローレについては一つのトレンドを形成することに成功し、現代ポピュラー音楽の中での地位を確立したよ

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 1.五十嵐あさか

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 1.五十嵐あさか

五十嵐あさか Asaka Igarashi チェロ奏者/作編曲家 チェロ無伴奏の自作曲ライヴを定期的に開催。asakaigarashi.com

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 2.石郷岡学

[2019.05]これからアルゼンチン音楽を聴く人のための、私の5枚 2.石郷岡学

石郷岡学 Manabu Ishogooka Yama-bra会長。泌尿器科医。ブラジル音楽を中心に、多様なアーティストを山形に招聘しています。