世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.01]仁詩 タンゴの枠を飛び越え、
多彩な表現で魅せるバンドネオン奏者

[2020.01]仁詩 タンゴの枠を飛び越え、 多彩な表現で魅せるバンドネオン奏者

文●渡部晋也 text by SHINYA WATABE  楽器の中にはジャンルと対にされやすいものがある。ドイツ生まれの蛇腹を持った楽器、バンドネオンなどはその最右翼だろう。タンゴにはバンドネオン。バンドネオンの音色があってこそのタンゴと言われることに別段の不都合はない。ただバンドネオンでもっと色々な音楽を奏でても構わないはずだ。僅かにそれを実践するアーティストもいるが、それは圧倒的に少数だ。 「仁詩 Banda Nova」撮影:渡部晋也  バンドネオン奏者仁詩のトリ

[2019.03]助川太郎 Group
南米フォルクローレのスタイルを取り入れた
成熟したアンサンブル

[2019.03]助川太郎 Group 南米フォルクローレのスタイルを取り入れた 成熟したアンサンブル

文●徳永伸一郎 text by SHIN-ICHIRO TOKUNAGA  また1つ、南米音楽をベースとする注目すべきアコースティック・インスト・バンドが誕生した。EMiKO VOiCEとのユニット、メヲコラソンで長年活動し、ブラジル系アコースティック・ギタリストとしてのユニークな活動で知られる助川太郎が、多くの共演者から絶賛される超実力派ピアニスト阿部篤志、ケーナ、サンポーニャ、ギターを自在に操る山下"Topo"洋平と共に結成したトリオは、その名も「助川太郎Group」