世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.06]特集:美しい人 才女たちの奏でる唯一無二の音楽 〜松山晋也の選ぶ 女性音楽…

 月刊ラティーナ6月号の特集は「美しい人 才女たちの奏でる唯一無二の音楽」と題して、女性ミュージシャンにフォーカスします。  選盤記事では、揺るがぬ審美眼で多様なジャンルの音楽を長年に渡り深く愛好し、編集部が全幅の信頼を寄せる濱瀬元彦氏と松山晋也氏に、選盤をお願いしました。それぞれ…

[2019.06]メキシコ出身のスター・シンガーソングライターに 日本メディア初インタビュ…

文●宇戸裕紀 text by HIRONORI UTO, Photo by Ivonne Venegas  メキシコで知らない人はいないシンガーソングライター、フリエタ・ベネガス。メキシコ人らしい天性の人懐こさに、大の読書家というアングロサクソン的な理知的な顔が入り混じる。現在ブエノスアイレス郊外の閑静な住宅街サンイシドロ…

[2019.06]Gilberto Gil x Roberta Sá 愛される歌…

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO “最初は歌手としてホベルタを好きになりました。そしてそのあと、友人として。そして50年以上のキャリアをあゆんできた、キャリアも後半にさしかかった今、共作のパートナーとして。彼女が近くにいて、私たちが最も愛する音楽をともに作るこ…

[2019.06]SEIGEN ONO interview

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUYAMA  サウンド・エンジニア/ミュージシャン/プロデューサーとして活躍するオノセイゲンがコムデギャルソンのショーの音楽を担当し、ファッション界と音楽界の両方に衝撃を与えたのは、約30年前のことだった。その音楽をまとめた2枚のアルバム『コム デ ギャル…

[2019.06]かもめ児童合唱団 音楽の小さな希望の光

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUYAMA  神奈川県の三浦半島の尖端にある港町・三崎といえば、まぐろ。だが今、もう一つの名物が注目を浴びている。地元の小学生を中心とするかもめ児童合唱団だ。2010年にデビュー・アルバム『焼いた魚の晩ごはん』を発表した後、13年には「私の世界」がTVドラマ…

[2019.06]Léonore Boulanger レオノール・ブーランジェ ストレンジな音の数々が織り…

文●釣 馨(FRENCH BLOOM NET) text by KAORU TSURI(FRENCH BLOOM NET)  前作『Feigen Feigen』から2年半ぶりの4枚目のアルバム『Practice Chanter』が発表されると聞き、レオノール・ブーランジェにインタビューを試みました。彼女の音楽には興味津々だが、あまりに彼女に関する情報が少ない、…

[2019.06]現代フォルクローレ界最高峰の女性歌手リリアナ・エレーロ最新作 『Canción…

文●宇戸裕紀 text by HIRONORI UTO  フィト・パエス ── チャーリー・ガルシア、ルイス・アルベルト・スピネッタ、グスタボ・セラティらと肩を並べるアルゼンチンロック史における最重要人物。その盟友でアルゼンチンフォルクローレ界の重鎮リリアナ・エレーロによる新作はなんとフィト・パエス集…

[2019.06]ブラジルフィールドワーク #13 我々はブラジル原初の民

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO 同時代人として生きる 「違和感がある」。そんなコメントをもらって考え込んでしまった。毎年1ヶ月かけて訪問するアマゾン先住民族の村のようすを日本の知人に語った時のことだ。  たいていの村には寺子屋のような学校があり、教員の資格…

[2019.06]島々百景 #40 『島々百景』第1刊のあとがきにかえて

文と写真:宮沢和史  旅をして渡った島々のことを書き連ねてみたいな、と本誌で何気なく連載を始めて早いもので3年が過ぎた。多くの人は「島」という言葉を聞くと、自分の体験やテレビや映画、雑誌などで見た「島」の〝最大公約数のイメージ〟が一つになって頭に浮かぶのではないだろうか。特に「南…

[2019.06]現代ジャズ界で存在界を示すチリ出身の才媛、カミラ・メサ 才能が覚醒したス…

文●坂本 悠 text by YU SAKAMOTO  チリのサンティアゴ出身、現在はニューヨークを拠点に活動するヴォーカリスト/ギタリスト/作曲家のカミラ・メサによる最新作『アンバー(ámbar)』が5月29日に日本で先行発売される。2016年から2年連続で果たした来日公演では、ナチュラルかつオーガニック…