世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.06]宮下ケレコン えりか【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.06]宮下ケレコン えりか【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●宮下ケレコン えりか 本エントリーは、6/9(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 【ブラジル映画について】  ブラジル映画との出会いは20年程前、リオデジャネイロのレンタル屋で借りた『Bicho de sete cabeças(七つの頭のケダモノ, 2000)』であった。精神科病院に入院させられた青年を演じた俳優が端正な顔をしていたこと、でもそれ以上にその演技力に度肝を抜かれたことを覚えている。映画の余韻をかみしめてエン

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[2017.03]レアンドロ・カブラルのクラシカルなカーニヴァル

[2017.03]レアンドロ・カブラルのクラシカルなカーニヴァル

サンバやイジェシャーのようなパーカッショナルなリズムに最小限のアレンジを施す……。最新作では意を突くアプローチで“沈黙”を切り取って魅せたレアンドロ・カブラル。ブラジルのインストゥルメンタル新世代において傑出した道を歩む若きサンパウロ出身のピアニストに訊く。 文●ヂエゴ・ムニス/翻訳●宮下ケレコン えりか texto por DIEGO MUNIZ / tradução por ERIKA MIYASHITA KELECOM  レアンドロ・カブラルは33歳にして作曲家とし

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜ブラジルのクィア・アーティスト

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜ブラジルのクィア・アーティスト

文●宮下ケレコン えりか texto por ERIKA MIYASHITA KELECOM 近年、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、それぞれの英語の頭文字からとったセクシャルマイノリティの総称)のアーティストによる表現が盛んになってきました。中南米での動きも活発です。今回は、ブラジルのクィア・アーティストたちの音楽シーンと、LGBTをテーマにしたブラジルとチリの映画を紹介します。 ◆

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜ブラジルのクィア・アーティスト・ムーブメントを知るための10枚

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜ブラジルのクィア・アーティスト・ムーブメントを知るための10枚

文●宮下ケレコン えりか texto por ERIKA MIYASHITA KELECOM LINIKER『Remonta』(2016年) リニケルを一躍有名にした②「Zero」に、⑤「Tua」や③「Caeu」などリニケルを知るために欠かせないナンバーがずらり13曲。デビュー作でありながら完成度が高く、聞き応え十分の一枚。音楽面でもLGBTに関する発言においても刺激を受ける存在だというトゥリッパ・ルイスやターシア・ヘイス、アス・バイーアス・イ・ア・コジーニャ・ミネイラが

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜『彼の見つめる先に』劇場公開直前、監督インタビュー

[2018.03]LGBT × BRASIL & CHILE 〜『彼の見つめる先に』劇場公開直前、監督インタビュー

文●宮下ケレコン えりか texto por ERIKA MIYASHITA KELECOM  映画『彼の見つめる先に』が、遂に日本でも劇場公開される。2014年に制作された本作は、第64回ベルリン国際映画祭で「国際批評家連盟賞」と「テディ賞」を受賞。日本では、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で「脚本賞」を受賞した。  目の見えない主人公レオと幼なじみのジョヴァンナ、転校生のガブリエルの3人が一緒に過ごす、きらきらとしたティーンエージャーの日々が描かれる。来月の公