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[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜メールインタビュー LUEDJI LUNA

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜メールインタビュー LUEDJI LUNA

メールインタビュー●宮ヶ迫 ナンシー理沙 texto por NANCI LISSA MIYAGASAKO ©Danilo Sorrino —— 生まれ育った環境や自身のストーリーについて教えていただけますか?  私は、サルヴァドール出身です。カブラという地区で生ま れ、ブロタスというところで育ちました。今は、サンパウロとサルヴァドールを行き来しながら生活しています。音楽は、両親が聞いていた音楽にとても影響を受けました。ミルトン・ナシメント、ルイス・メロヂア、ジャヴァン

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[2018.02]ブルーノ・カピナン〜妖艶、繊細、中性的…… アフロ・バイーアの新世代アーティスト

[2018.02]ブルーノ・カピナン〜妖艶、繊細、中性的…… アフロ・バイーアの新世代アーティスト

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  2016年末、ドメニコ・ランセロッチ、ベン・ジルとの共同プロデュースによるサード・アルバム『ヂヴィーナ・グラッサ』が日本で発売された、バイーア出身のシンガー/ソングライター、ブルーノ・カピナン。同じレコード会社に所属する三宅純が、彼の妖艶で繊細で中性的な歌声に惚れこんで自身の多国籍アンサンブルの歌手に迎え、2017年に「ジャパン・ハウス・サンパウロ」開館記念コンサートで初共演。三宅純の新作『Lost Memory

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜

[2018.04]AFRO BAHIA 2018 〜アフロ・バイーアの静かなる新潮流〜

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  いきなり私事になるが、本誌2017年1月号の「決定! ブラジル・ディスク大賞2016」関係者投票で、自身の選考コメントを次の言葉で締めくくった。  〈全体を見渡してあえてキーワードをあげるとすれば 〝アフロ・バイーアの通奏低音〟〉。  アフロ・ブラジルの宗教、カンドンブレの儀式でアタバキ奏者が演奏する複合リズムを例えた言葉で、本来の音楽用語「通奏低音」とは意味が異なるが、大地に直結する低音の連続的な波動を自分