世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 優河〜唯一無二の歌声と壮大なスケールの音世界で人々を魔法にかける〜

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 優河〜唯一無二の歌声と壮大なスケールの音世界で人々を魔法にかける〜

文●岩佐智子 text by TOMOKO IWASA  2011年からシンガーソングライターとしての活動を始め、2014年にはピエール・バルーとの共演経験もあり、現在TVCMなどでも活躍中の優河。千葉広樹をはじめ、Okada Takuroやharuka nakamura、神谷洵平といったミュージシャンと、田辺玄が全面サポートして制作された、セカンドアルバム、『魔法』がリリースされた。彼女にしかできない絶妙な言葉の表現と、魔法にかかってしまうような美しい歌声に魅了され、彼女

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 marucoporoporo 「いつか民族音楽のテイストも感じさせるポップスをやってみたい」

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 marucoporoporo 「いつか民族音楽のテイストも感じさせるポップスをやってみたい」

文●圷 滋夫 text by SHIGEO AKUTSU  今年1月にリリースされたデビュー作『In her dream』が絶賛され、注目を集めるmarucoporoporo。ライヴでは、細部まで作り込まれた盤とは全く違い、ルーパーで音を重ねたアンビエントな音世界を一人で創出する。「女性シンガーソングライター」というイメージでは全く捉え切れない、底知れぬ才能を感じさせる23歳の音楽家に、これ迄の音楽経歴と今後について聞いてみた。 ▼

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 TENDRE〜流れに身を任せるか、抗うように泳ぐか

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 TENDRE〜流れに身を任せるか、抗うように泳ぐか

文●若杉 実 text by MINORU WAKASUGI  小田急線の上りに揺られて取材場所まで向かう。とちゅう多摩川にかかった橋を通過しているとき、遠くまで見渡せる景色を見ながらTENDRE(テンダー)の〝SOFTLY〟(新曲)が耳元にふいと現れた。  空は明るいのに厚い雲が横たわっている。そんな空色を見ていると、TENDREの歌が薄陽に寄り添うように聞こえてくるからふしぎだ。歌詞もこんな感じにはじまる。 「柔らかに生きていたい 行く先の愛、確かめて 力を抜けば、

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[2018.06]特集:ぼくらの音楽 民謡クルセイダーズ〜熱い注目を集める民謡クルセイダーズが
そのルーツを語る

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 民謡クルセイダーズ〜熱い注目を集める民謡クルセイダーズが そのルーツを語る

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUYAMA  クンビアやブーガルー他のラテン、更にはエチオピアン・ファンクなど様々なエスニック・アレンジで日本民謡を歌いまくった昨年末のデビュー・アルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』が熱い注目を集めている民謡クルセイダーズ。福生の米軍ハウスを中心に活動していたラテン好きミュージシャンたちが集まって結成されたのが2011年のこと。現在の正式メンバーは、ギターの田中克海を筆頭に、ヴォーカルのフレディ塚本、ベースの DADDY

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 久保田麻琴〜日本屈指のミュージック・トラヴェラーが
今見ている音の景色

[2018.06]特集:ぼくらの音楽 久保田麻琴〜日本屈指のミュージック・トラヴェラーが 今見ている音の景色

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUYAMA  民謡クルセイダーズのインタヴューを終えた足で次に向かったのは、民クルをライ・クーダーやピーター・バラカンに紹介してリスナー層の拡大にも大いに貢献した久保田麻琴のインタヴュー現場なのだった。思い起こせば、70年代に沖縄の喜納昌吉を〝発見〟して本土での大ブレイクに導いたのも久保田である。  久保田麻琴と夕焼け楽団~サンディー&ザ・サンセッツ、サンディーのソロ作品などの制作で70~90年代に世界各地の音楽を取り込