世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.07]世界のヒップホップ CRIOLO インタビュー

[2018.07]世界のヒップホップ CRIOLO インタビュー

インタビュー●ヂエゴ・ムニス by DIEGO MUNIZ  2011年、ブラジルはクレベル・カヴァルカンチ・ゴメスを知ることになった。そのまたの名は、クリオーロ。すでに20年ライムの世界に存在していたサンパウロ出身のラッパーは、ラップのエッセンスを失わずにラップというジャンルを越え、社会現象と化した。『Nó na Orelha』はサンバ、ファンク、アフロフビートなどのリズムをビートやサンプルに調合し、人々の心を動かした。 「クリオーロは冒険的に他の音楽スタイルに浸り、

[2017.06]ブラジル音楽新世代を聴くDisc Guide サンパウロ編

[2017.06]ブラジル音楽新世代を聴くDisc Guide サンパウロ編

選・文●花田 勝暁(編集部)  サンパウロは、ブラジルのみならず、南米最大・南半球最大の巨大都市である。今回、サンパウロの若手の音楽家たちの近年の良作をリスト・アップしながら、改めて感じたのは、そのジャンルにおける多様さと、それぞれのジャンルにおける質の高さである。  日本で紹介されているサンパウロの若手の音楽家として、最初に思い浮かぶのは、毎年の日本公演を成功させているダニ・グルジェルを中心とした「ノヴォス・コンポジトーレス(新しい作曲家たち)」と言われる作曲家たちであ