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[2018.10]日本人はなぜタンゴを愛したのか。新書「タンゴと日本人」が明らかにしたその真実 ~著者・生明俊雄氏に聞く

[2018.10]日本人はなぜタンゴを愛したのか。新書「タンゴと日本人」が明らかにしたその真実 ~著者・生明俊雄氏に聞く

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA  集英社から新書で「タンゴと日本人」という本が出た。著者の生明俊雄(アザミトシオ)さんは、ビクターの洋楽部長・映像制作部長を歴任された後、大学で教鞭をとられてきた人物。私は20年ほど前に日本ポピュラー音楽学会の大会で知り合い、その縁で「タンゴ・エン・ハポン~日本のタンゴ先駆者たち」「日本ラテン音楽の軌跡」という貴重な音源の復刻シリーズを1999年にビクター・エンタテインメントで企画・監修するきっかけを作っていた