世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.10]伊藤志宏
3cello
variation 『Noctiodria』深化した漆黒のアンサンブルが
心に美しき光を届ける

[2018.10]伊藤志宏 3cello variation 『Noctiodria』深化した漆黒のアンサンブルが 心に美しき光を届ける

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  アルバム・タイトルの『Noctiodria(ノクティオドリア)』は、ラテン語を組み合わせた伊藤志宏による造語だ。意味は「意味は「夜の香り/漆黒の香気)」──。  ジャズ・ラテン・器楽系音楽から歌伴まで、確たるテクニックに支えられた閃きに溢れた演奏で八面六臂の活躍をするピアニストの伊藤志宏が、平山織絵、井上真那美、島津由美という3人の女媛チェリストと活動する「伊藤志宏 3cello variation」が、美し