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世界の音楽情報誌「ラティーナ」

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#クルビ・ダ・エスキーナ

[2014.5] 新世代ミナス音楽 ⎯ 21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く|Nova Geração Mineira, Contemporaneidade e Erudição

[月刊ラティーナ2014年5月号掲載記事]  1960年代末のミルトン・ナシメントを中心とするクルビ・ダ・エスキーナ(Clube da Esquina)・ムーブメントがロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなどミナス派の巨頭を輩出したように、2000年代初頭には自分たちのミナスの音楽シーンをスタートしようとする若い音楽家が集まり「ヘシクロ・ジェラル(Reciclo Geral)」という第一新世代が生まれた。このヘシクロ・ジェラルとはマケリー・カ(Makely Ka)、クリスト

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[2022.1]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑱】 Robertinho Silva, Alexandre Ito 『Nascimento das Canções』

文●中原 仁  2022年10月に80歳を迎える “ブラジルの声”、ミルトン・ナシメントが昨年の誕生日に、「A Última Sessão de Música」と題する2022年のコンサートツアーをもってライヴ・パフォーマンスから引退すると発表した。  「最後の音楽会」という意味のタイトルは『Milagre dos Peixes』(1973年)に収録された、ミルトンが作曲したピアノ・ソロのインスト曲のタイトル。なお、この曲は、同アルバムのブラジル盤CD(アビーロード・スタ

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[2020.09]ヂアナ・オルタ・ポポフの「人生を変えた3枚、1作、1冊」

©️Cédric Azan ヂアナ・オルタ・ポポフ●プロフィール  叔父トニーニョ・オルタ、父ユリ・ポポフの才能を受け継ぎ、正統ミナス音楽を21世紀にアップデートするミナス新世代の宝石のような才能。ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンチに生まれ、リオで音楽に囲まれて育つ。ブラジル新世代の傑出した才能ジョアナ・ケイロスとは幼馴染。2018年にリリースされた『アモール・ヂ・ヴェルダーヂ』は、彼女の歌の繊細さ、楽曲の持つミナス特有の透明感とメロディやコードの美しさが、聴くほどに

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[2019.07]アンドレ・メマーリとミナスの絆 クルビ・ダ・エスキーナをオマージュした新作 『Na Esquina do Clube Com o Sol na Cabeça』

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  ピアニスト、作編曲家/ プロデューサーとしてマルチに活躍し、多作で、コラボレーションも多いアンドレ・メマーリ。最新作は、ファンのサポートを得て制作された。ブラジルの宝物のようなクルビ・ダ・エスキーナの名曲たちが、メマーリ流にアレンジされた新しい装いで、生まれ変わっている。新作のこと、ミナスの音楽家たちのつながりについてきいた。 ▼ ── クルビ・ダ・エスキーナの曲ばかりを集めたアルバ

[2019.08]ミルトン・ナシメントが語る名曲

※ミルトン・ナシメントが2019年に行っている「クルビ・ダ・エスキーナ」ツアーで演奏している曲目の中から。 Casamiento de NegrosFolclore do Chile, Violeta Parra (adaptação)  偉大な音楽家ビオレタ・パラによって収集されたチリのフォルクローレです。最後の節の歌詞は、フォルクローレを演奏するグループのグルーポ・アグアの設立メンバーであるポロ・カブレラによるものです。単に記憶に残る曲であるだけでなく、ラテンアメリカ