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世界の音楽情報誌「ラティーナ」

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#トン・ゼー

[2022.4] ブラジルの偉大なるグラフィック・アーティスト、エリファス・アンドレアート氏逝く!

文●本田 健治  コロナ禍により2年ぶりとなったアルゼンチン出張からの帰途、ウルグアイ、ブラジルを空から眺めていた ⎯⎯ 3月30日昼、成田空港について日本に降り立ってすぐ、編集部に電話すると、私はブラジルからの悲報を耳にすることになる。エリファス・アンドレアート(Elifas Andreato)の訃報だ。  エリファス・アンドレアートは、ブラジルを代表するグラフィック・アーティスト、セット・デザイナー、ジャーナリストで、われわれ音楽ファンには、シコ・ブアルキ、ヴィニシウ

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[2020.02]日本ツアーを終えたトン・ゼーへのインタビュー|Confundir Pra Explicar 〜説明するために混乱する ~

インタビュー・文●ロベルト・マクスウェル Roberto Maxwell  2019年10月31日、御歳83歳のブラジルの奇才トン・ゼーが日本で初の公演を行った。現存するMPB界の巨匠の生演奏を一目見ようとオルタナティブ音楽ファンから長年ブラジル音楽を愛好するファンまで様々な音楽ファンが集った。  待った甲斐があった。疲労した声ではあったが、素晴らしいミュージシャンたちにサポートされ、トン・ゼーはステージ上でひとときも動きを止めることがなかった。それは、精力的に活動を続ける

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[2019.08]あのTOM ZÉ が 日本にやってくる!?

文●國安真奈 text by MANA KUNIYASU  トロピカーリア(トロピカリズモ)を振り返る時、誰もが気づくのは、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ以外の「関係者」は、今なお日本ではあまり知られないままでいることだ。だが、そのあまり知られていない人たちのうちでも大物中の大物、トン・ゼーの来日がこのたび決定した。  あのトン・ゼーが。一報を聞いて、まず頭に浮かんだのは、何年か前にリオで観たステージだ。楽曲と風刺劇が一体になったような演出で、こと