世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス新世代が選ぶ新旧の名曲(後編)

[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス新世代が選ぶ新旧の名曲(後編)

◆KRISTOFF SILVA Adeus do Ator | Pablo Castro  紹介したい人は何人かいますが、同世代の人となると、迷うことなく輝くこのコンポーザーを挙げたいと思います。Pablo Castro。決してわかりやすくないハーモニーの上に、印象的なメロディを作り出す才能は、彼のトレードマークです。Pabloは、ブラジル音楽の伝統のなかですでにクラシックと呼んでいい曲に焦点をあてて作曲していますが、それでいて独自のハーモニーとメロディラインを生み出す

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[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス新世代が選ぶ新旧の名曲(前編)

[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス新世代が選ぶ新旧の名曲(前編)

 ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなどを輩出した1960年代末の「クルビ・ダ・エスキーナ」。その再来として現代のミナスジェライス州の音楽シーンが注目され、本誌でもそのシーンで活躍するアーティストを取り上げ、2014年5月号に新世代ミナス音楽を特集しました。「21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く」その特集の続編として、今回はその主人公たちに直接、新旧の名作について聞くことができました。  一人一人がとても丁寧に回答を送ってくれま

[2019.07]ミナス新世代が選んだ名曲が収録されているアルバム

[2019.07]ミナス新世代が選んだ名曲が収録されているアルバム

Milton Nascimento & Lô Borges『Clube Da Esquina』(1972年)

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[2019.07]ますますおもしろいブラジル音楽新世代 MINAS GERAES

[2019.07]ますますおもしろいブラジル音楽新世代 MINAS GERAES

選・文●花田勝暁(編集部)  ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタらを輩出した1960年代末の「クルビ・ダ・エスキーナ」。その再来として現代のミナス・ジェライス州の音楽シーンが注目されている。本誌でも、2014年5月号で、「ミナス新世代」の特集を行なった。  それから3年ほどたち、再び「ミナス新世代」が多方面から大きな注目を浴びているが、同特集号が売り切れで紹介できないことにもどかしさを感じていたことも、本号で新世代ブラジル音楽のシーンをまとめて紹介

[2019.07]ミナスの歌声セルジオ・サントス 〜キャリア初のカバー集『São Bonitas as Canções』
アンドレ・メマーリのプロデュースによるワールドクラスの名作誕生

[2019.07]ミナスの歌声セルジオ・サントス 〜キャリア初のカバー集『São Bonitas as Canções』 アンドレ・メマーリのプロデュースによるワールドクラスの名作誕生

文●TOYONO  ミナス出身のSSWセルジオ・サントス。パウロ・セーザル・ピニェイロとコンビを組んだデビュー作にして名盤『Aboio』((1995)より着実にキャリアを重ね、また彼の持つ世界感にミュージシャンからのラブコールも多い素晴らしいアーティストである。  深淵な雰囲気が美しいアートワークの彼の新作が届いた。今作はギターを弾かず歌声に徹したキャリア初のカバー集。自身の曲作りにおいて影響を受けてきたリスペクタブルなブラジル楽曲を採り上げているが、結果的に「ブラジル音

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[2019.07]アンドレ・メマーリとミナスの絆 クルビ・ダ・エスキーナをオマージュした新作
『Na Esquina do Clube Com o Sol na Cabeça』

[2019.07]アンドレ・メマーリとミナスの絆 クルビ・ダ・エスキーナをオマージュした新作 『Na Esquina do Clube Com o Sol na Cabeça』

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  ピアニスト、作編曲家/ プロデューサーとしてマルチに活躍し、多作で、コラボレーションも多いアンドレ・メマーリ。最新作は、ファンのサポートを得て制作された。ブラジルの宝物のようなクルビ・ダ・エスキーナの名曲たちが、メマーリ流にアレンジされた新しい装いで、生まれ変わっている。新作のこと、ミナスの音楽家たちのつながりについてきいた。 ▼ ── クルビ・ダ・エスキーナの曲ばかりを集めたアルバ

[2019.07]ミナスを旅する。

[2019.07]ミナスを旅する。

文と写真●宿口 豪 text and photo by GO SHUKUGUCHI  僕が海のない群馬県で育ったからなのかどうかは分からないが、ブラジルの内陸に位置するミナスジェライス州に魅せられ、この地に度々訪れるようになって今回が4度目となった。  そして正に今、モンチスクラーロスという街に向かうバスの中でこの文章を書いている。到着したらミナス北部の名物carne de sol(カルニ・ヂ・ソウ)という干し肉を食べる予定だ。

[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス音楽を作り上げたアーティスト達〜

[2019.07]ミナス音楽を聴こう!〜ミナス音楽を作り上げたアーティスト達〜

 ブラジルの内陸部の州、ミナス・ジェライス。日本語にすると「鉱山一般」となり、その州名からも分かるように、さまざまな鉱物資源が豊富に産出される地域である。植民地時代の州都=オウロ・プレットで17世紀末に金鉱が発見され、18世紀には繁栄を極めた。また教会も非常に多い土地柄である。  そういう土地から生まれてきたのが、ミルトン・ナシメントを代表とするミナスの音楽だ。  教会音楽に強い影響を受けたハーモニーやメロディー、フォルクローレにも近い土の匂いのする素朴な感覚、ビートルズ

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