世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.05]ミナスが生んだ
驚くべき新しい才能 DAVI FONSECA インタビュー

[2020.05]ミナスが生んだ 驚くべき新しい才能 DAVI FONSECA インタビュー

文●田方春樹 (lessthanpanda) text by HARUKI TAMBO       photo by © Ciro Thielmann  独特のハイレベルな音楽的コミュニティが形成され、近年大きな注目を集めるブラジル・ミナスからふたたび規格外の新人が現れた。デビュー作『Piramba』には変拍子やポリリズムを用いた複雑なリズムや斬新なハーモニー感覚、それでいて美しく親しみやすいメロディを持った不思議な楽曲たちが並ぶ。既に日本でも熱心な音楽ファンから絶大な支持

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[2020.05]雑誌「月刊ラティーナ」休刊—68年間の足跡 2020/5/5

[2020.05]雑誌「月刊ラティーナ」休刊—68年間の足跡 2020/5/5

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[2020.05]ポスト・コロナの日を待ちわびて|当たり前のように音楽や映画や舞台に接することが出来なくなり、余計にその大切さを実感しているアートを愛する者たちへ

[2020.05]ポスト・コロナの日を待ちわびて|当たり前のように音楽や映画や舞台に接することが出来なくなり、余計にその大切さを実感しているアートを愛する者たちへ

文●圷 滋夫  text by SHIGEO AKUTSU  コロナ禍により社会全体が全く先の見通せない状況の中、殆どの新作は公開予定が変更になる可能性があるが、ここでは3月末〜6月に公開予定で延期になった作品も含め、いつもより多く紹介しよう。3ヶ月分の中から厳選した作品なので、いずれも観応え充分の傑作ばかりだ。 『はちどり』①はキム・ボラ監督の自伝的初長編作で、中二の孤独な少女の揺れ動く心を見事に映し出す。ウニは家庭や学校、社会の中で様々な不条理と遭遇するが、塾で初め

[2020.05]「月刊ラティーナ」と
歩んだ26年間...

[2020.05]「月刊ラティーナ」と 歩んだ26年間...

文●宮沢和史 texto por Kazufumi Miwazawa  こちらの知識欲を刺激する文章に出会うと心が高鳴り、滋養のある食事を楽しんでいるような、全身に慈雨を浴びているような気分になるものだ。しかし、単に正確な情報を得ていたいだけというわけではない。それだったら時刻表か電話帳を読んでいればいい。そこに書かれている一行一行、一言一言の事項を学び、吸収する喜びと同時に、いや、それ以上に、その一行一行、一言一言と出会った直後に自分自身が何かに〝気づく〟ことが連続するこ

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[2020.05]タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 連載第28回 わが不在の歌(ミ・カンシオン・デ・アウセンシア)

[2020.05]タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 連載第28回 わが不在の歌(ミ・カンシオン・デ・アウセンシア)

文●西村秀人 text by HIDETO NISHIMURA 私にとってタンゴ歌手といえば、ロベルト・ゴジェネチェなのである。それは現役で見ることの出来た数少ない黄金時代を知る歌手の一人だからでもある。あまたのヒット曲をもつゴジェネチェだが、死後に出版された評伝でこの曲が、彼のヒット曲の中で特別な意味を持つ曲だということを知った。 アルバム『オラシオン・ポルテーニャ』  1966年、新興レーベルだったアラニッキー Alanickyの特別企画として、ロベルト・パンセラ作

[2020.05]島々百景 #50 与勝半島(沖縄県うるま市)

[2020.05]島々百景 #50 与勝半島(沖縄県うるま市)

文と写真 宮沢和史 与勝半島(沖縄県うるま市)

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[2020.05]ブラジルフィールドワーク #24 ファヴェーラの人々の「ぶれない軸」 新型コロナ・パンデミックの世界で

[2020.05]ブラジルフィールドワーク #24 ファヴェーラの人々の「ぶれない軸」 新型コロナ・パンデミックの世界で

文●下郷さとみ text by SATOMI SHIMOGO 写真●コズミ・フェリップセン photos by COSME FELIPPSEN  連載前回でカーニヴァルのことを書いたのが遠い昔のことのように思えてくる。あれから世界は一変してしまった。ブラジルで初めて公式に新型コロナウィルス感染者が確認されたのが、カーニヴァル終了翌日の2月26日。イタリア旅行から帰国したばかりのサンパウロに住む61歳の男性だった。2ヶ月後のいま、全国の感染者は4万3079人、死者2741人

[2020.05]ジャルダンの片隅で〜五十路エイリアン在仏記〜 第8回(最終回) 「NYC テレビ番組収録とビーコンシアター公演の巻」

[2020.05]ジャルダンの片隅で〜五十路エイリアン在仏記〜 第8回(最終回) 「NYC テレビ番組収録とビーコンシアター公演の巻」

文●中島ノブユキ(音楽家) text by NOBUYUKI NAKAJIMA  コロナによる世界的惨状そして人類の危機の渦中である。そして今号にてラティーナ誌が休刊になるという事がアナウンスされました。どちらも大変重要なことで、ついついそちらに筆が進みそうになってしまうのだけれども、紙面の制約もあるし、ここはグッとこらえて淡々と前号の続きを書き進めたいと思う。ジェーン・バーキンのニューヨーク公演にイギー・ポップとシャルロット・ゲンズブールがゲストで参加するという事になり、

[2020.05]【連載 TÚ SOLO TÚ #240(最終回)】 いまこそ聞く、エディ・パルミエリ
〜そして、盟友ベーシスト アンディ・ゴンサレスの訃報〜

[2020.05]【連載 TÚ SOLO TÚ #240(最終回)】 いまこそ聞く、エディ・パルミエリ 〜そして、盟友ベーシスト アンディ・ゴンサレスの訃報〜

文●岡本郁生  新型コロナウイルス感染拡大によって、たった1か月前には思いもよらなかった状況となっている2020年4月上旬現在の世界……。日本に住んでいてとりわけ不安を感ずる最大の要因は、政府が信用できないことにある。もちろん誰にとっても終着点はまだ見えず、いつどこで収束するのかも見当がつかない。それでも、可能な限りの手段を講じながら、共に歩むことを訴えてくれるような政府ならば、まだ多少の安心感もあるはずだ。が、嘘とインチキと不正にまみれたいまの日本政府はまったく信頼がおけ

[2020.05]ルイーザ・ソブラル〜ポルトガルきっての
人気シンガー・ソングライターはニッポン大好き

[2020.05]ルイーザ・ソブラル〜ポルトガルきっての 人気シンガー・ソングライターはニッポン大好き

文と写真●松山晋也   text and photo by SHINYA MATSUYAMA  2017年のユーロヴィジョン・コンテストで優勝したサルヴァドール・ソブラルの「Amar Pelos Dois(二人の愛)」がポルトガルに初のグランプリをもたらした結果、その作曲者として、姉のルイーザ・ソブラルの評価はますます高まった。ルイーザは今や名実共に、ポルトガルのポップ・ミュージック・シーンを代表するシンガー・ソングライターである。そんな彼女が3月半ば、オーストラリア・ツア