世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2017.10]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #3 エディ・パルミエリ

[2017.10]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #3 エディ・パルミエリ

文●山本幸洋  2016年11月9日、胸騒ぎで仕事が手につかなかった午後を今もときどき思い出す。移民が建国したUSAが、移民に対し不寛容になりつつあるという現実! キューバの音楽やダンス文化がニューヨークで独自に進化してサルサと呼ばれるようになり、アメリカ大陸およびカリブ海諸国、特にスペイン語圏の国々で人気のある音楽となった背景には、キューバやプエルト・リコからニューヨーク〜USAへやってきたミュージシャンを含む移民の暮らしがある。そして、彼らの音楽に夢中になりプロのミュー

[2017.07]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #2 アンドレア・ブラックフェルド

[2017.07]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #2 アンドレア・ブラックフェルド

文●山本幸洋 6月18~21日にコットンクラブ東京で企画されたデイヴ・ヴァレンティン追悼ライヴは、盟友ビル・オコーネル(ピアノ)、リンカーン・ゴーインズ(ベース)、ロビー・アミーン(ドラムズ)というデイヴがもっとも注目されていたGRP期のメンバーとアンドレア・ブラックフェルドという組み合わせだった。アンドレアの近作にビルが参加しているから意外というわけではないけれど、ちょっとした驚きと嬉しさがあった。(6月19日、都内にて。協力:コットンクラブ東京、坂本 悠) 写真提供/

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[2017.06]【連載 TÚ SOLO TÚ #206】2017年ならではの作品が次々とリリース!
オスカル・エルナンデス、イシドロ・インファンテ

[2017.06]【連載 TÚ SOLO TÚ #206】2017年ならではの作品が次々とリリース! オスカル・エルナンデス、イシドロ・インファンテ

文●岡本郁生  ニューヨーク~プエルトリコのラテン音楽シーンを長年に渡って牽引してきたピアニスト/プロデューサーのふたり…… オスカル・エルナンデスとイシドロ・インファンテが相次いでニュー・アルバムを発表した。一方はラテン・ジャズ、もうひとつはサルサと、音楽的には異なっているが、ある意味で、両方ともまさにいま、2017年ならではという内容の作品となっている。  まずはオスカル・エルナンデス。最近ではスパニッシュ・ハーレム・オーケストラのリーダーとして知られるが、1970年

[2019.05]通算25作目のアルバムは
エキサイティングなビックバンド ミシェル・カミーロ

[2019.05]通算25作目のアルバムは エキサイティングなビックバンド ミシェル・カミーロ

文●山本幸洋 text by TAKAHIRO YAMAMOTO  躍動するピアニスト:ミシェル・カミーロの新作『エッセンス』が日本先行発売(4月24日、US発売は6月7日)される。しかもボーナス・トラックもついているというニッポン・プレミアムだ。通算25枚目という節目の記念作にミシェルはゴージャスにビッグ・バンドを選んだ。ピアノ・トリオをベーシック編成としているミシェルであるから、まさにダブルのプレミアムということになる。そこで『エッセンス』に込めた思いを語ってもらった