世界の音楽情報誌「ラティーナ」

【追悼】[1991.10]今も変わらぬ貫禄のステージを見せつけた "エル・マエストロ" ジョニー・パチェーコ

【追悼】[1991.10]今も変わらぬ貫禄のステージを見せつけた "エル・マエストロ" ジョニー・パチェーコ

文●山口元一 texto por GEN-ICHI YAMAGUCHI サルサのレジェンド、ジョニー・パチェーコが2021年2月15日、85歳で亡くなりました。 以下の記事は、月刊ラティーナ1991年10月号に掲載されたものです。追悼の意を込め、ここに再掲致します。  7月23日、東京渋谷のクラブ・クアトロ。“エル・マエストロ” ジョニー・パチェーコの自己の楽団としては初めての来日公演である。が、薄暗いフロア内は多数の椅子とテーブルが並べられているにもかかわらず空間が目立

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[2020.03]世界を席巻するラテン音楽パワー

[2020.03]世界を席巻するラテン音楽パワー

文●岡本郁生 text by IKUO OKAMOTO  毎年全米で1億人が見るというナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル。去る2月2日に行われた「第54回スーパーボウル」のハーフタイム・ショウは、現在の米国社会の現実を如実に反映した内容であった。メイン出演者はシャキーラとジェニファー・ロペス(以下、J.LO)というラテン・ディーヴァふたり。力強くヴァイタルなそのパフォーマンスは、米国はじめ世界を席巻しているラテン音楽のパワーを象徴するものであり、同時

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[2017.02]【連載 TÚ SOLO TÚ #202】息子ブレント・フィッシャーが指揮、最新作がリリース
クレア・フィッシャーのプレイが復活!

[2017.02]【連載 TÚ SOLO TÚ #202】息子ブレント・フィッシャーが指揮、最新作がリリース クレア・フィッシャーのプレイが復活!

文●岡本郁生  クレア・フィッシャーといえば、ラテン・ファンの口からはすぐに「モーニング」という曲名が飛び出してくるだろう。長らく西海岸を拠点に活動し、カル・ジェイダーとのコラボでも知られている名ピアニストにしてアレンジャーだ。とはいえ、だいたいはそのへんまでの認識で止まってしまうのではないだろうか? 実は2012年に83歳で亡くなっているのだが、彼が“参加”したニュー・アルバムがリリースされていることをご存知だろうか? 残念ながら2012年に亡くなったクレア・フィッシ

[2018.09]ラ・ハグア 新時代のラテン・サウンド!伝統楽器の宝庫・コロンビアより今秋、来日!

[2018.09]ラ・ハグア 新時代のラテン・サウンド!伝統楽器の宝庫・コロンビアより今秋、来日!

文●太田亜紀 text by AKI OTA  1日に14000人もの観客を集め、世界の音楽市場が注目するペトロニオ・アルバレス太平洋音楽祭で2015年に優勝を果たし、昨年はヨーロッパツアーも敢行し、今、最も勢いに乗っているバンド、ラ・ハグアがこの秋、日本に上陸する。制作に2年以上もの時間をかけたという渾身のファーストアルバム『コン・トダ・エル・アルマ』を引っ提げての初来日だ。コロンビア音楽といえば10年ほど前まではシャキーラとフアネス、カルロス・ビベスが海外での知名度を寡

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