世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.11]【TOKIKOの地球曼荼羅④】 ポルトガル、運命のファド 〜ファ…

文●加藤登紀子 ① アマリア・ロドリゲスとの出会い  私とファドの出会い、と言えば、ごく当たり前。ファドを代表する歌手、アマリア・ロドリゲスだった。  レコードも発売され、来日公演も何度も見ることができたので、ごく自然に彼女の歌をカバーすることから始まった。  1972年に結婚した後の…

[1983.04]1983年“リスボンの春”

文●井上 憲一   《カーネーション革命》から9年、「犬もほえない」と陰口をたたかれていた ポルトガルも、政策の成功 失敗 で右へ左へ揺れ動くバイタルな国へと変化してきた。「西欧の片田舎」が長い眠りから覚め、動き出したのである。ところで、音楽はいつもそんな動きを反映するもの。ファドの…

[1987.06]ジョゼ・アフォンソの死に一本のカーネーションを…

文●井上憲一  グランドラ・ヴィラ・モレーナ   テーラ・ダ・フラテルニダーデ…  「グランドラ・ヴィラ・モレーナ」の歌とともに、彼の姿を最初に目にしたのは、1982年春、フランスの地方都市ブルジュの、有名なポピュラー音楽祭 ブルジュの春」でのことだ。そしてそれが、僕にとっては、彼との…

[2017.10]アマリアに導かれるようにファド歌手になった女性歌手〜カルラ・ピレ…

文●花田勝暁  再興するポルトガルの音楽「ファド」のシーンから、アマリア・ロドリゲスに導かれるようにファド歌手になり、最実力派の中の一人と注目されてきた女性歌手のカルラ・ピレスが来日し、10月末から約一ヶ月全国ツアーを行う。  カルラ・ピレスは、1993年にテレビ局の歌手オーディシ…