世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.10] 来日記念! ルベン・ラダの軌跡を辿る・拡大版 Part 1
+22

[2021.10] 来日記念! ルベン・ラダの軌跡を辿る・拡大版 Part 1

文●斎藤充正  texto por MITSUMASA SAITO [著者プロフィール] 1958年鎌倉生まれ。第9回出光音楽賞(学術研究)受賞。アメリカン・ポップスから歌謡曲までフィールドは幅広い。世界のピアソラ・ファンがピアソラのバイブル本として認めている『アストル・ピアソラ 闘うタンゴ』の著者であり、ピアソラに関する数々の執筆や翻訳、未発表ライヴ原盤の発掘、紹介などまさにピアソラ研究の世界的第一人者。ピアソラやタンゴに留まらず、アルゼンチンやウルグアイのロックに関して

スキ
30
[2021.03]日本盤販売決定 至高のカンドンベ・ジャズ・アンサンブル Nair Mirabrat 『Juntos Ahora』

[2021.03]日本盤販売決定 至高のカンドンベ・ジャズ・アンサンブル Nair Mirabrat 『Juntos Ahora』

文●宇戸裕紀 Text By Hironori Uto  昨年このグループがエドゥアルド・マテオの「El Tunguelé」のカバーをしていて注目していたのだが、今回リリースされたアルバム全体を聴いてみて驚いた。「現代のOPA」を想起させる管楽器、打楽器セクションを贅沢に取り入れた10人のミュージシャンによるアンサンブルの完成度の高さ、スタイリッシュな電子音に食い込むクエルダ・デ・タンボーレス(カンドンベの打楽器隊)が生み出すカンドンベ特有のグルーヴ…。何と言ってもブラジ

スキ
12
[2020.12]名盤で聴くウルグアイ音楽(Vol.2)

[2020.12]名盤で聴くウルグアイ音楽(Vol.2)

文●宇戸裕紀 Text By Hironori Uto  ラ・プラタ川。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスとウルグアイの首都モンテビデオを隔てる大きな川だ。日本人の感覚では対岸まで200キロ以上というのは大海だが両都市は同じ川の三角江(エスチュアリー)に位置する。川を一つまたいだくらいで音楽に大した違いはないだろうと思われるかもしれないが、ウルグアイ、アルゼンチンの音楽をごちゃ混ぜで聴いてみよう。「あ、これはきっとウルグアイだ」となんとなくわかることがある。アフリカ移民が

スキ
9
[2020.11]名盤で聴くウルグアイ音楽(Vol.1)

[2020.11]名盤で聴くウルグアイ音楽(Vol.1)

文●宇戸裕紀 Text By Hironori Uto  中古レコードが高値で取引され、近年では70年代、80年代の音源が海外のレーベルから再発になるなどコアな南米音楽ファンに人気の高いウルグアイ音楽。レコードを手に入れなければ聴けないという敷居の高い音楽であったものがSpotifyなどで手軽に誰でも触れられる時代になった。にも関わらず名前の発音もあやふやなアーティストさえいるくらいで、残念ながら各アーティストが築いてきたキャリアについては知られていないものが多い。ウルグ

スキ
27
[2016.10]フェルナンド・カブレラ
モンテビデオと音楽

[2016.10]フェルナンド・カブレラ モンテビデオと音楽

文●ソフィア・カサノバ/写真●ルリ texto por SOFIA CASANOVA / foto por LULI  ホルヘ・ルイス・ボルヘスやフリオ・コルタサルが滞在し、フェルナンド・カブレラ自身もライヴショーを行ったこともあるモンテビデオ市内の伝説のホテル・セルバンテス(現ホテル・エスプレンデドール)の最上階で話しを聞いた。 ▲ —— よく訊かれることかもしれませんが『Fernando Cabrera Canta Mateo y Darnauchans(フェルナ

スキ
5