世界の音楽情報誌「ラティーナ」

【チック・コリア追悼】[1980.12]パコ・デ・ルシアがスパニッシュ・フュージョンに火をつけた −マイルス・デイビスが、チック・コリアが、アル・ディ・メオラがスペインから吸収している音とはいったい何だ!−

【チック・コリア追悼】[1980.12]パコ・デ・ルシアがスパニッシュ・フュージョンに火をつけた −マイルス・デイビスが、チック・コリアが、アル・ディ・メオラがスペインから吸収している音とはいったい何だ!−

文●池上比沙之 巨匠チック・コリアが2021年2月9日、癌のために79歳で亡くなりました。 パコ・デ・ルシアも2014年、滞在先のメキシコで亡くなっています。 チックまで失った今、二人の偉業を再確認するために....以下の記事は、中南米音楽1980年12月号に掲載されたものをそのまま再掲載しています。  8年ぶりにフラメンコ・ギタリスト、パコ・デ・ルシアが来日することになっている。前回の日本公演は、フラメンコという伝統スタイルにおけるパコの天才的なスケールを誇示するものだ

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【追悼】[1981.04]極私的チック・コリア論

【追悼】[1981.04]極私的チック・コリア論

〜日本を襲うラテン、スパニッシュ・フュージョンの中で、どんな個人的体験が可能だろうか? 文●池上 比沙之 texto por Hisashi Ikegami ピアニスト/作編曲家のチック・コリアがほかの星に行ってしまった。 公式サイトに寄せられたチックの言葉を読むと、すでに旅立ちを予感していたようで、彼らしく明るい感謝の気持ちが綴られている。そんな、気持ちが生み出す優しい音楽を、たっぷり味合わせてもらった。 チック、ありがとう。                  池上比沙

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[1986.07]渡辺貞夫の“走り回りたくなるブラジル”—トッキーニョらとのピュアな出会い…6年ぶりのブラジルの旅

[1986.07]渡辺貞夫の“走り回りたくなるブラジル”—トッキーニョらとのピュアな出会い…6年ぶりのブラジルの旅

文●池上比沙之    写真●渡辺貞夫 text by  Hisasi Ikegami & photos by Sadao Watanabe  えーと、この前にブラジルに行ったのは80年の2月だったから、今回は6年ぶりということになるのかな。テレビの『音楽の旅はるか』っていう番組の仕事で行ったんだけど、ホストっていうのかな、ボクがブラジルとブラジル音楽を紹介するわけね。カルロス・ジョビンと会って話す時にはこういうこと聞いてくれ、とか、まあテレビ特有の注文がいろいろあってさ、大

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[1981.09]リズムのなかの素顔—ラテン・リズムに魅せられた日本のミュージシャンたち ガット・ギター奏者 佐藤正美

[1981.09]リズムのなかの素顔—ラテン・リズムに魅せられた日本のミュージシャンたち ガット・ギター奏者 佐藤正美

この記事は中南米音楽1981年9月号に掲載されたものです。文章をそのままここに掲載しています。e-magazineLATINAの2021年2月号で紹介した「日本のラテン・シーンを紹介してきた人たち〜ブラジル編」の関連記事としてお読み下さい。なお、傑出したギタリスト佐藤正美さんは,2015年7月、病気でお亡くなりになって居ます。彼が敬愛したバーデン・パウエルと同じ63歳の生涯だったそうです。 文と写真:池上比沙之  最近になって “音楽関係” の職業というのは、一般社会にお

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