世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 〜日本の新しい室内楽35選

選・文●花田勝暁  ジャンルを超越した幅広い音楽的造詣とテクニックを持つ音楽家たちが、多様な編成のグループで、オリジナルで自由な音楽を追求し、それぞれのアンサンブルを深化/進化させ、東京から新しい室内楽的アンサンブルを生んでいる──  約3年ぶりの「日本の新しい室内楽」の特集です。この間も東京の器楽系シーンで、美しいアンサンブルが紡がれてきました。 「南米音楽を経験した日本人による新しい音楽」(2014年9月号)、「日本の新しい室内楽」(2015年9月号)に続く特集と

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[2017.11]ディエゴ・スキッシからタンゴに触れる聴き手のためのディスクセレクション

[2017.11]ディエゴ・スキッシからタンゴに触れる聴き手のためのディスクセレクション

選・文 清川宏樹  前頁ではディエゴ・スキッシの音楽を古典タンゴの視点から捉えなおしてきたが、もちろん本稿の目的は、スキッシの音楽を聴くリスナーの方々にタンゴ全般を聴いてもらいたいというものだ。今やタンゴをヘビーに聴くようになった筆者でも、タンゴに出会ってしばらくの間は正直、古典タンゴなんて何を聴けば良いか分からなかったし、何より古典はあまり好きではなかった。そんなかつて「タンゴの外」にいた自分でもこういった作品は好きになれた、というものを主観的に集めてみた、ある意味「王道

[2019.07]ますますおもしろいブラジル音楽新世代 MINAS GERAES

[2019.07]ますますおもしろいブラジル音楽新世代 MINAS GERAES

選・文●花田勝暁(編集部)  ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタらを輩出した1960年代末の「クルビ・ダ・エスキーナ」。その再来として現代のミナス・ジェライス州の音楽シーンが注目されている。本誌でも、2014年5月号で、「ミナス新世代」の特集を行なった。  それから3年ほどたち、再び「ミナス新世代」が多方面から大きな注目を浴びているが、同特集号が売り切れで紹介できないことにもどかしさを感じていたことも、本号で新世代ブラジル音楽のシーンをまとめて紹介

[2018.12]ギンガ ディスコグラフィー

[2018.12]ギンガ ディスコグラフィー

文:花田勝暁 『Simples E Absurdo』(1991年、Velas)

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[2018.06]特集:南アフリカの現代ジャズ 〜南ア・ジャズの新たなる黄金期の到来/ディスクガイド

[2018.06]特集:南アフリカの現代ジャズ 〜南ア・ジャズの新たなる黄金期の到来/ディスクガイド

1994年のアパルトヘイト廃止以来、どんどん盛んになってきた南アフリカの音楽シーン。ダンス・ミュージックのクワイトやゴムが国外からも注目を高めてきたが、今回の特集では南アフリカのコンテンポラリー・ジャズのシーンに焦点を当てたい。かつて「ケープ・ジャズ(Cape jazz)」と称され世界から注目された南アフリカのジャズ・シーン。今、その先端で、多くの世界に羽ばたくべき才能が、その才能を開花させ始めている。シーンの中で女性ミュージシャンが大いに活躍をしていることも特筆に値する。

[2017.08]MORELENBAUM²/SAKAMOTO〜ジャパン・ハウス サンパウロ開館記念コンサート

[2017.08]MORELENBAUM²/SAKAMOTO〜ジャパン・ハウス サンパウロ開館記念コンサート

文●中原 仁 写真●Rogério Cassimiro  外務省が日本文化の発信拠点として海外で展開する施設「ジャパン・ハウス」の1号館「ジャパン・ハウス サンパウロ」が5月6日、パウリスタ通りにオープンした。7日と8日、イビラプエラ公園内のイビラプエラ劇場(オスカー・ニーマイヤーの建築作品)で開館記念のコンサートが行なわれ、7日の無料野外コンサートには1万5千人もの市民が詰めかけた。  出演は、世界規模で活躍を続け、ブラジル音楽との関わりも深い2人の音楽家、三宅純と坂本