世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.01]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑥】Maria Bethânia 『Mangueira - A M…

文●中原 仁 ───── 中原仁の「勝手にライナーノーツ」───── 近年、日本盤の発売が減少し、日本における洋楽文化の特徴である解説(ライナーノーツ)を通じて、そのアルバムや楽曲や音楽家についての情報を得られる機会がめっきり減った。 また、盤を発売しない、サブスクリプションのみのリ…

[2020.11]パウリーニョ・ダ・ヴィオラ〜新作と人生と創作について語る1万字独占インタ…

文● Diego Muniz 訳●花田勝暁 ブラジル音楽の世界でもっとも偉大な音楽家の1人、パウリーニョ・ダ・ヴィオラが初のデジタル・アルバムをリリースした。1万2千字を越える貴重な独占インタビューで、新作と人生、創作、訪日について語る。  パウリーニョ・ダ・ヴィオラは、ゆっくりとデジタルの世…

[2017.03]スルル・ナ・ホーダ|ラパで育った筋金入りのライヴ・バンド

1日限りの日本公演! ブルーノート東京を新しい世代のサンバで魅了する 文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA  リオのラパ地区を拠点に、今世紀のサンバ新世代を代表するグループとして活動し、「プレミオ・ダ・ムジカ・ブラジレイラ(ブラジル音楽賞)」で最優秀サンバ・グループに選ばれた年、20…

[2019.12]オキナワのブラジル 〜ブラジルからサンバチームが沖縄にやって来た…

文●翁長巳酉/写真●翁長巳酉&岡部徳枝 text by MIDORI ONAGA / photos by MIDORI ONAGA & NORIE OKABE   何とサンパウロのサンバチーム「アギア・ジ・オウロ」の面々16名が浅草サンバカーニバルの後に沖縄にやってきたのである。アギアとはもう25年以上のお付き合い。やっと沖縄に来てくれたのだ…

[2019.11]ブラジルサンバ界の最長老 ネルソン・サルジェント 来日レポート

文・写真●渡部晋也 text & photo by SHINYA WATABE  その夜、羽田空港国際線ターミナルに横浜を拠点とする日本のエスコーラ・ヂ・サンバ、サウーヂのメンバーが集まっていた。待ち受けていたのはブラジルサンバ界の最長老であり、数多くの名曲を世に送り出したネルソン・サルジェント。サウーヂは…

[2020.04]ブラジルフィールドワーク #23 サンバの力

文・写真●下郷さとみ text & photos by SATOMI SHIMOGO カーニヴァルはバカ騒ぎ?  ブラジルがカーニヴァルに沸いていた2月の終わり。日本のSNS上で一時、ある批判が巻き起こったのに驚いた。サンパウロのカーニヴァルで優勝したエスコーラ(カーニヴァルチーム)「アギア・ジ・オウロ」のパ…

[2018.06]ブラジル、サンバ界の女王 ドナ・イヴォニ・ララ、逝く

  〝サンバの女王〟、ドナ・イヴォニ・ララが、97歳の誕生日を迎えた翌週、4月16日リオの入院先の病院でこの世を去った。マリア・ベターニア&ガル・コスタのデュエットで大ヒットした「Sonho Meu(私の夢)」、ジルベルト・ジルが歌った「Alguém me Avisou(誰かが私に知らせた)」、クララ・ヌネ…

[2017.05]イサオ・ナカムラ 〝打楽器の世界〟

文●中原 仁  長年、ドイツを拠点に現代音楽の打楽器奏者として活躍し、カールスルーエ国立音楽大学の教授もつとめている中村功(イサオ・ナカムラ)が11月、東京でソロ・リサイタル「イサオ・ナカムラ 〝打楽器の世界〟」を開く。  中村功は、日本のサンバ・パーカッション奏者の草分けでもある。…