世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2017.07]【第6回 カンツォーネばかりがイタリアじゃない】クラッシュ・キッド、ピオ…

文● 二宮大輔  トラステヴェレ駅の高架下に大好きな落書きがあった。  地下鉄の車両、店のシャッター、ビルの壁、ローマにはいたるところに落書きがある。いちばん多いのは「ラツィオのクソ野郎」や「人種差別反対」など、特定のサッカーチームの悪口や社会的なメッセージをスプレー缶で走り書き…

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない③ 〜北欧・東欧…

●北欧 移民の人たちの台頭 文●野崎洋子  text by YOKO NOZAKI (THE MUSIC PLANT)  北欧のヒップホップ事情について、各国の公的な音楽振興組織が共同で設立しているノルディック・プレイリスト(jajajamusic.com)のフランシーン・ゴーマンさんに話を聞くことが出来た。 「北欧とひとくくり…

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない④ 〜ヨーロッパ…

●フランス 文●山田蓉子 text by YOKO YAMADA  フランスでは90年代初頭にヒップホップが勃興してから今日まで、ラップは常に音楽シーンの中心にいる。20年来トップを走り続けるBooba(ブッバ)は今日のフレンチ・ラップの代表する一人。パリ郊外シテ出身で、タクシー強盗で実刑を食らったことや、…

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない⑤ 〜キューバ・…

●キューバ 文●ダーリンsaeko text by DARLING.SAEKO  アラマル地域からマイアミへアンテナを高く伸ばすと、向こう側(アメリカ)の音楽が流れてくる。80年代後半、キューバの若者たちが、HIPHOPに耳を傾け始めた。〈BONCHES〉(ボンチェス)と呼ばれた仲間うちの集まりは、その後大きなムーブメント…

[2018.07]世界のヒップホップ ストリートミュージックは鳴り止まない⑥ 〜ブラジル・…

●ブラジル 文●ヂエゴ・ムニス  text by DIEGO MUNIZ  Criolo(クリオーロ)、Emicida(エミシーダ)、Karol Conka(カロル・コンカ)など新世代のアーティストたちにリードされて、ブラジルのラップの表情が変化している。より広範囲なテーマを歌い、積極的にさまざまなリズムをミックスすること…

[2018.07]世界のヒップホップ CRIOLO インタビュー

インタビュー●ヂエゴ・ムニス by DIEGO MUNIZ  2011年、ブラジルはクレベル・カヴァルカンチ・ゴメスを知ることになった。そのまたの名は、クリオーロ。すでに20年ライムの世界に存在していたサンパウロ出身のラッパーは、ラップのエッセンスを失わずにラップというジャンルを越え、社会現象と化し…