世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.04]平成のワールドミュージック ③平成11年〜平成15年

●平成11年(1999年) ◆ヌスラットの生涯を凝縮したような遺作 『ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン/スワン・ソング』  97年5月4日に地元パキスタンで収録された2枚組のライヴ盤。結果的にこれが、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのファイナル・パフォーマンスとなり遺作となった。ヌスラット…

[2018.08]映画評 『ラ・チャナ』

文●松村 洋 text by HIROSHI MATSUMURA  ラ・チャナは1946年、バルセロナ生まれのヒターナ(=ロマの女性)だ。フラメンコに魅了された彼女は14歳から人前で踊り始め、17歳でフラメンコ・ギタリストと結婚した。夫のマネジメントのもと、彼女の才能は大きく開花した。だが、夫は彼女に暴力をふるい…

[2018.04]キャシー・クラレ 今日を楽しむという生き方が、何よりも大事

文●松山晋也 text by SHINYA MATSUYAMA  その可憐なウィスパー・ヴォイスで90年代日本の渋谷系にも大きな影響を与えたフランス人女性シンガー、キャシー・クラレ。9年ぶりとなるオリジナル・アルバム『世界で一人ぼっち』の日本発売から2年半、今度は日本(のリスペクト・レコード)主導による新…