世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.08]【連載 アルゼンチンの沖縄移民史①】音楽・国境・移動する人々

文●月野楓子 「日系人」  「日系人」と聞いて浮かぶのはどのような人々だろうか、あるいはどのようなイメージを持っているだろうか。南米最大の日系人人口を抱えるブラジルを思い浮かべる人もいるかもしれないし、バブル期の日本が働き手を必要とした1980年代後半から仕事を求めて来日したいわゆる…

[2017.07]大工哲弘『八重山歌謡全集』が完成

文●松村 洋  大工哲弘は1948年、沖縄県石垣市新川生まれ。受賞歴多数、海外公演体験も豊富な八重山民謡の第一人者だ。今春、大工が八重山地方の伝統歌謡177曲に三線一挺で取り組み、独りで歌いきったCD10巻の『八重山歌謡全集』が完成した。今回の全集について、郷土八重山の歴史と歌のあり方…

[2017.06]『沖縄島唄2017』を通して伝えたい 沖縄民謡の若い唄い手たちの唄 — 宮沢和…

文●落合真理  にわか雨がやんだ5月1日の夕刻、青山の月見ル君想フに足を運んだ。その日はアルバム『沖縄島唄2017』(※若手の民謡歌手9人が沖縄本島や離島の名曲を歌う民謡集)の東京公演の初日で、会場に入ると、ちょうど出演者の仲宗根創、新垣成世、大城クラウディアがリハーサルをしてい…