世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.05]特集:中南米を旅する 緩やかな時間の流れるところ (青木菜穂子)

[2018.05]特集:中南米を旅する 緩やかな時間の流れるところ (青木菜穂子)

青木菜穂子 NAOKO AOKI ピアニスト・作編曲家ブエノスアイレスで3年暮らし帰国後も度々渡亜celeste.phono.co.jp  タンゴをもっと知りたくてブエノスアイレスに住んでいた時に、アルゼンチン国内や隣国のウルグアイによく旅をしていました。⾏きづまるとふらりとどこかへ出かけたくなるのです。2005年まで住んでいた家の1ブロック先にあった小さな旅⾏社には頻繁にお世話になりました。コルドバ出身の担当の方は毎回丁寧に相談にのってくれて、びっくりするようなミスも多か

[2019.12]タンゴ・フォルクローレと
対峙する冬の一夜
青木菜穂子
セレステ・セプテート

[2019.12]タンゴ・フォルクローレと 対峙する冬の一夜 青木菜穂子 セレステ・セプテート

文●宇戸裕紀 text by HIRONORI UTO  アルゼンチンタンゴやフォルクローレのエッセンスを華やかかつ堅実に鍵盤の上に昇華し、世界で活躍を続ける青木菜穂子。最近の主な活動にジョー・パワーズ(ハーモニカ)とのデュオやクアルテート・コンフェイト、トリオ・セレステ、最近ではアルゼンチンより凱旋帰国した奥村友紀(バンドネオン)とのツアーなど息つく間も無く演奏を続けている。その青木菜穂子が北村聡(バンドネオン)、吉田篤(バイオリン)、西谷牧人(チェロ)、大柴拓(ギター)

4
[2019.11]THE PIANO ERA 2019  出演者インタビュー#6
高木正勝

[2019.11]THE PIANO ERA 2019 出演者インタビュー#6 高木正勝

文●編集部 text by LATINA  世界中からピアニストが集う祭典ザ・ピアノエラにおいて1回目から出演を重ねる高木正勝。現在暮らす山での生活、そしてそこで活動を重ねることで浮かび上がってくる独特の音楽的詩情を語ってもらった。 ── 秋が深まってきましたが現在お住まいの環境の季節の変化、そこから得られるものに関して教えていただけますでしょうか。 高木正勝 山間なので夏があっという間に終わって、ひんやりした日が続きます。ここでは一年のうち半年以上、ずっと寒いのだとい

2
[2019.11]静寂のための音楽 エルナン・ハシントHERNAN JACINTO

[2019.11]静寂のための音楽 エルナン・ハシントHERNAN JACINTO

エルナン・ハシント ● アルゼンチン出身の作曲家・ピアニスト。ソロ作『LUA』、『CAMINO』に加えてファビオ・カドーレとの『ACTO 1』、『ACTO 2』に加え、ダニエル・”ピピ”・ピアソラ、ヘロニモ・カルモナとのトリオなど数多くのグループに参加。 Pat Metheny & Charlie Haiden『Beyond the Missoury Sky』(1996年) 

1
[2019.10]akiko × 林 正樹

[2019.10]akiko × 林 正樹

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  幅広い音楽性で独自のポジションを築いてきたジャズ・ヴォーカリストのakikoと、ピアニストの林正樹が、初のデュオ作『spectrum』を完成させた。口ずさむようなヴォーカルと、リリシムズ溢れるピアノが静謐でニュアンスに富んだ音楽を紡ぐ。傑作アルバムを完成させた2人に話をきいた。 ▼ ── 林さんがSNSで「個人的にも繰り返し聴きたいと思える素敵な作品になったと自負しております」と書かれてました。 林 正樹

1
[2019.10]三枝伸太郎 オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ『FLOWERS』

[2019.10]三枝伸太郎 オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ『FLOWERS』

文●徳永伸一郎 text by SHIN-ICHIRO TOKUNAGA  2015年の1stアルバム発売から4年、作曲家/ピアニスト三枝伸太郎率いるユニークな弦楽アンサンブル、オルケスタ・デ・ラ・エスペランサの2ndアルバム『Flowers』が遂にリリースされた。その間、喜多直毅クアルテットのピアニストとして定期的にライヴに参加する他、1stアルバムに参加していた小田朋美とは、現代詩に曲をつけて歌うというコンセプトによるデュオでも活動を開始し、CD『わたしが一番きれいだ

1
[2018.01]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #6 ミシェル・カミーロ

[2018.01]【短期連載】 The Latin Music is a Tramp! #6 ミシェル・カミーロ

文●山本幸洋  ミシェル・カミーロの新譜『ライヴ・イン・ロンドン』が熱い。コンサート・ホールでソロ・ピアノでライヴと聞いて、クラシカルでいうところのピアノ・コンチェルトか?と思っていたが、基本的には左手でシンコペイトするビート、右手でメロディ、コンボ相当の音数をピアノ一人でやってしまう『ワッツ・アップ?』のライヴ・ヴァージョン+αなのだった。 撮影/ 山路 ゆか 写真提供/BLUE NOTE TOKYO ミシェル 元々はコンサートだけだったんだけど、プロモーターが録音す

1
[2017.02]川上ミネ Nostalghia〜Kiyomizu〜

[2017.02]川上ミネ Nostalghia〜Kiyomizu〜

清水寺のサウンドスケープとスタジオレコーディングの融合が現実を超えたアルバムを生み出した 文●オラシオ texto por HORACIO  NHKの紀行番組『猫のしっぽ カエルの手』の音楽などでおなじみの川上ミネが、清水寺の舞台での録音を含むソロ・ピアノ作品『Nostalghia~Kiyomizu~』を発表する。ドイツやスペイン、キューバや南米各国を渡り歩き、現在マドリッドと京都を拠点にする彼女は、海外で公的な文化事業に関わる日本人ミュージシャンとして先駆者のひとりでも