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世界の音楽情報誌「ラティーナ」

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#ブエノスアイレス

[2021.11]【連載 アルゼンチンの沖縄移民史⑧】日本の敗戦と移民社会

文●月野楓子  10月は沖縄と移民の結びつきを知るのには特別な月であった。というのも、10月30日は「世界のウチナーンチュの日」であり、関連するイベントが目白押しで、1日に複数のイベントが重なることもあるほどの充実ぶりだった。ペルー出身の歌手・アルベルト城間さんや沖縄出身のタレント・りゅうちぇるさんといった著名人・有名人が出演するトークイベントから、国内外の沖縄にルーツを持つ一般の人々が参加するイベント、関連する映画の上映や講演会など、実に多くの企画が行われた。人々は自分の

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[2021.10] 【アルゼンチン・ニュース】 ブエノスで常に至高善を求めた音空間「カフェ・ビニーロ」がコロナの犠牲...いざ次のラウンドへ〜ポルテーニョが愛した伝説の音空間の話

文●本田 健治 texto por Kenji Honda  ブエノスアイレスのパレルモ地区に2009年にオープンしたライブ・カフェ&レストラン「カフェ・ビニーロ」が、コロナ禍の影響を受けてとうとう閉じることになった。  自分もバンドネオンを演奏するチェチェ・オルドニェスと、2003年からのタンゴダンス世界選手権の草創期を実質的に動かしていたテレサ・ロドリゲスが、その職を離れてブエノスアイレスの新しい音楽ムーブメント揺籃の地を目指して活動を開始。もちろん最初から上手くいっ

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[2017.01]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #8 たまには本場のお話を……

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  小松亮太さんの著書『タンゴの真実』が発売されたことを記念して、過去の月刊ラティーナに連載した記事を掲載致します。  「タンゴ場外乱闘」というコラムである以上、たまにはアルゼンチンというかブエノスアイレスの話題に触れないわけにはいくまい。しかし実のところ、僕の彼の地での滞在日数は、現在までのトータルで、恐らく60日前後のもので、とても偉そうにお奨めスポットや昨今のトレンドについて書くことなどできそうもない。今や多く

[2019.02]映画『ミロンゲーロス』 〜ブエノスアイレス黄金のリズム〜

文●天野裕子 text by YUKO AMANO  ブエノスアイレスで長い歳月踊り明かしてきた、往年のミロンゲーロたち。その貴重な時代証言をまとめたのがこのドキュメンタリー映画である。── と書くと「黄金期のミロンガがいかに凄くてホンモノだったかという伝説を証明するのね、やっぱりブエノスなのね、黄金時代なのね」と思われそうだが、そんな黄金時代万歳の立場に立ってしまうと、大きな勘違いになる。