世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.06]「ラ米乱反射」電子版 第9回 キューバ「革命体制」に変化求める国内世論|新指導部に試練の経済建設

[2021.06]「ラ米乱反射」電子版 第9回 キューバ「革命体制」に変化求める国内世論|新指導部に試練の経済建設

「ラ米乱反射」電子版 第9回 キューバ 「革命体制」に変化求める国内世論 新指導部に試練の経済建設 ※こちらの記事は、6/9からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 文●伊高浩昭(ジャーナリスト)  カリブ海の社会主義国キューバ(略号「玖」)が、東西冷戦終結後2度目の重大な危機に直面している。国民の多くが複合的な要因により「革命体制」に絶望しており、共産党1党支配体制は弥縫策以外に打つ手がない。国民、とりわけ不満派の塊である若い世代の反

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[1982.04]連載 ものがたり 日本中南米音楽史 〜「桶胴」の皮を張ったコンガ、デンデン太鼓のボンゴ…… 日本ラテンの創成期は苦難の連続であった

[1982.04]連載 ものがたり 日本中南米音楽史 〜「桶胴」の皮を張ったコンガ、デンデン太鼓のボンゴ…… 日本ラテンの創成期は苦難の連続であった

文●青木 誠 この記事はラティーナの前身である雑誌「中南米音楽」の1982年4月号に掲載されたものです。当時の文章をそのまま掲載いたします。 本エントリーは、3/9(火)までは無料でお読みいただけます。3/10(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 ■日本ラテン音楽前史 これまでに日本のタンゴの歴史をみてきたがそれだけでは「日本中南米音楽史」の看板に偽りありというものである。タンゴ以外のラテン音楽の事情はどうだったか。キューバ音

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[2021.02]「ラ米乱反射」電子版 第7回 ラ米情勢とバイデン米政権

[2021.02]「ラ米乱反射」電子版 第7回 ラ米情勢とバイデン米政権

「ラ米乱反射」電子版 第7回 ラ米情勢とバイデン米政権 ボリビア経済モデルに注目 文●伊高浩昭(ジャーナリスト) ▼地域概観展望  ラ米の21世紀第3・10年紀(2021~30)を俯瞰的に予測すれば、保守化・右傾化がますます進むだろう。中国の台頭で米中関係は尖鋭化し、米国は中国のラ米進出に一層神経を遣い、対中関係の緊密なラ米諸国には厳しい態度で臨むことになるだろう。また欧米といざこざの絶えないロシアはラ米政策でも中国と連繋し、ラ米進出をさらに活発化させるだろう。  従来

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[2021.01]ラティーナ流 おいしいワールド・レシピ⑥ Sándwich Cubano 〜キューバンサンドウィッチ〜 キューバ

[2021.01]ラティーナ流 おいしいワールド・レシピ⑥ Sándwich Cubano 〜キューバンサンドウィッチ〜 キューバ

レシピ提供●清野史郎(ボデギータ)  今月はキューバ料理をご紹介します。日本にある材料でも作れるキューバンサンドウィッチです。  キューバ発祥のサンドウィッチで、元々はフロリダに昔から存在している移民のコミュニティーでキューバ人労働者に提供されていたもので、その後、キューバ人亡命者や国外移住者たちがマイアミに持ちこみ、今なお人気がある軽食です。  最近は専門のお店もできているようですが、東京で38年の歴史があるキューバレストラン、ボデギータの清野史郎さんにレシピをお伺い

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[2020.12]【「ラ米乱反射」電子版 第5回】ラ米の2020年重要ニュース

[2020.12]【「ラ米乱反射」電子版 第5回】ラ米の2020年重要ニュース

文●伊高浩昭(ジャーナリスト) ▼コロナ疫病COVID19猛威振るう ラ米最大のニュースは世界の他地域同様に、現在進行中のコロナ疫病「COVID19」の爆発的流行である。2020年12月半ばの時点で、世界最悪感染状況上位15カ国に、3位ブラジル、9位アルゼンチン、10位コロンビア、12位メキシコ、15位ペルーと、5カ国が名を連ねた。「暴君」型で反知性主義のジャイール・ボウソナロ大統領施政下のブラジルは、大陸国家の巨体を持て余してアマゾニアの森林を破壊したり、コロナ禍への的確

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[2020.11]【「ラ米乱反射」電子版 第4回】バイデン次期米政権とラテンアメリカ

[2020.11]【「ラ米乱反射」電子版 第4回】バイデン次期米政権とラテンアメリカ

文●伊高浩昭(ジャーナリスト)  2020年11月3日実施の米大統領選挙は7日、ジョセフ(ジョー)・バイデン民主党候補の当選が事実上確定した。共和党の現職ドナルド・トランプ候補は再選を阻まれた。ラ米諸国は全体としてバイデン当選を歓迎している。  トランプのラ米への関心は薄かった。大統領として訪問したのは、ブエノスアイレスでのG20首脳会議時に亜国(アルゼンチン)を訪れただけだ。歴代米大統領のなかで米州首脳会議不参加を決め込んだのはトランプだけだ。  外交政策は、マイク・ポン

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[2020.10]Yae|On The Border〜境界線の上で〜【特集 都市物語】

[2020.10]Yae|On The Border〜境界線の上で〜【特集 都市物語】

Yae●プロフィール 東京生まれ。故藤本敏夫・歌手加藤登紀子の次女。 2001年ポニーキャニオンからアルバムCD『new Aeon』でデビュー。 存在感あふれる「声」で各地にファンの和を広げ、NHKみんなのうたや人気ゲームソフト、ウォルトディズニー生誕110周年記念作品ディズニー映画「くまのプーさん」の主題歌を歌唱。 2020年10月7日に20周年記念アルバム「On The Border」をソニー・ミュージックダイレクトよりリリース 。同年11月10日には、東京渋谷伝承ホール

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[2015.08]救いようのない人生に捧げる親密な歌
─YOSHIRO広石、近作を語る─

[2015.08]救いようのない人生に捧げる親密な歌 ─YOSHIRO広石、近作を語る─

文●石橋 純  スペイン語で説得力のある歌を聴かせる日本人は誰かと訊かれたら、私はまずYOSHIRO 広石の名を挙げる。  1965年ベネズエラ・デビューを皮切りに、ラテンアメリカ各国を股にかけての10年以上のツアー活動はもはや伝説の域にある。世界に向けて市場を拡大していた1960年代ラテン・ショービジネスの息吹が鮮烈に伝わってくる抱腹絶倒の自伝は、かつて本誌の前身『中南米音楽』に連載され、いまはYOSHIRO 広石の公式ウェブサイトでその一部を読むことができる。 ベネ

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[2018.05]トローバ国際音楽祭とキューバ旅


マコト(ドス・ソネス・デ・コラソネス) 
MAKOTO (Dos Sones Des Corazones)

[2018.05]トローバ国際音楽祭とキューバ旅 マコト(ドス・ソネス・デ・コラソネス) MAKOTO (Dos Sones Des Corazones)

マコト(ドス・ソネス・デ・コラソネス) MAKOTO (Dos Sones Des Corazones) ラテンボーカルキューバ音楽ソンやトローバを歌うスペイン語ボーカル。18年間計22回キューバの国際音楽祭へ招聘参加。https://chekere.exblog.jp  この3月にキューバのサンティアゴ・デ・クーバ市で行われたトローバ国際音楽祭に参加してきた。2001年に呼んで頂いて18年目になる。  日本からキューバへ旅するにはいくつかルートがあって、僕はここ数年カナ

[2020.04]キューバの第一線で活躍するユーコ・フォン

[2020.04]キューバの第一線で活躍するユーコ・フォン

〜それぞれ感じてください。タイコの音が気持ちいいとかなんでもOK!〜 文●山本幸洋 text by TAKAHIRO YAMAMOTO  超一流ミュージシャンと製作したコンテンポラリー・キューバン『ハバナ、夢の恋人』を1月にリリースしたユーコ・フォン。2000年からキューバで暮らし、プロの舞踊家、歌手として活動している日本人だ。彼女の名前が最初に知られるようになったのは13年リリースのCD『オカン・ヨルバ』、キューバの民族宗教音楽サンテリアというディープなものだった。