世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.12]【「ラ米乱反射」電子版 第5回】ラ米の2020年重要ニュース

文●伊高浩昭(ジャーナリスト) ▼コロナ疫病COVID19猛威振るう  ラ米最大のニュースは世界の他地域同様に、現在進行中のコロナ疫病「COVID19」の爆発的流行である。2020年12月半ばの時点で、世界最悪感染状況上位15カ国に、3位ブラジル、9位アルゼンチン、10位コロンビア、12位メキシコ、15位ペ…

[2020.11]【「ラ米乱反射」電子版 第4回】バイデン次期米政権とラテンアメリ…

文●伊高浩昭(ジャーナリスト)  2020年11月3日実施の米大統領選挙は7日、ジョセフ(ジョー)・バイデン民主党候補の当選が事実上確定した。共和党の現職ドナルド・トランプ候補は再選を阻まれた。ラ米諸国は全体としてバイデン当選を歓迎している。  トランプのラ米への関心は薄かった。大統領…

[2020.10]Yae|On The Border〜境界線の上で〜【特集 都市物…

Yae●プロフィール 東京生まれ。故藤本敏夫・歌手加藤登紀子の次女。 2001年ポニーキャニオンからアルバムCD『new Aeon』でデビュー。 存在感あふれる「声」で各地にファンの和を広げ、NHKみんなのうたや人気ゲームソフト、ウォルトディズニー生誕110周年記念作品ディズニー映画「くまのプーさん」…

[2015.08]救いようのない人生に捧げる親密な歌 ─YOSHIRO広石、近作を…

文●石橋 純  スペイン語で説得力のある歌を聴かせる日本人は誰かと訊かれたら、私はまずYOSHIRO 広石の名を挙げる。  1965年ベネズエラ・デビューを皮切りに、ラテンアメリカ各国を股にかけての10年以上のツアー活動はもはや伝説の域にある。世界に向けて市場を拡大していた1960年代ラテ…

[2018.05]トローバ国際音楽祭とキューバ旅 マコト(ドス・ソネス・デ・コラソネス) …

マコト(ドス・ソネス・デ・コラソネス) MAKOTO (Dos Sones Des Corazones) ラテンボーカルキューバ音楽ソンやトローバを歌うスペイン語ボーカル。18年間計22回キューバの国際音楽祭へ招聘参加。https://chekere.exblog.jp  この3月にキューバのサンティアゴ・デ・クーバ市で行われたトローバ国際音…

[2020.04]キューバの第一線で活躍するユーコ・フォン

〜それぞれ感じてください。タイコの音が気持ちいいとかなんでもOK!〜 文●山本幸洋 text by TAKAHIRO YAMAMOTO  超一流ミュージシャンと製作したコンテンポラリー・キューバン『ハバナ、夢の恋人』を1月にリリースしたユーコ・フォン。2000年からキューバで暮らし、プロの舞踊家、歌手と…

[2019.12]「世界のプリマバレリーナ」 キューバの至宝アリシア・アロンソ逝く

文● 伊高浩昭(ジャーナリスト) text by HIROAKI IDAKA 「キューバ芸術の至宝」、「ラ米史上最高にして世界史上有数のプリマバレリーナ」の聞こえが高かったキューバ国立バレエ団代表アリシア・アロンソが2019年10月17日、老衰により98歳で生涯を閉じた。1959年以後のキューバ革命体制を…

[2019.04]【連載 TÚ SOLO TÚ #227】いま大きな注目を集めるキューバ出身デュオ クラ…

文●岡本郁生 「ベニンやカメルーン、ナイジェリア、ブルキナファソ、カボヴェルデの音楽を聴いていると、それを自分の世界に取り込みたいと思う。そしてそのリズムをメロディックな何かに変換しようと試みる。その結果、こんな曲が現実のものになるんだ」  アルフレド・ロドリゲスとペドリード・…

[2018.04]【連載 TÚ SOLO TÚ #216】ジャンルを超えて紡ぎ出される新たな音楽的融合 …

文●岡本郁生  高橋慎一監督による話題の映画『Cu-Bop across the border』が公開中だ。2015年に公開されて異例のロングランを記録した『Cu-Bop CUBA~New York music documentary』をもとに、その後に激変したキューバ~米国情勢を踏まえて再撮影と再編集を施した作品である。前作にはなかった、ラ…

[2017.11]島々百景 #21 CUBA

文と写真:宮沢和史  気象予報士の方々が最近よくテレビで口にするのは「今までの経験値では気象予報がし難くなってきている」という当惑の言葉。確かにゲリラ豪雨だとか竜巻であるとかヒョウであるとか、51年間生きて来た自分のような世代にとって馴染みのない気象状態をテレビで見たり実際に体感し…