世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2017.11]カルデミンミット ─フィンランドのかわいい(だけじゃない)フォークミュージック〜─

[2017.11]カルデミンミット ─フィンランドのかわいい(だけじゃない)フォークミュージック〜─

文●野崎洋子  12月に再来日が決まったフィンランド伝統音楽のグループ、カルデミンミット。キュートなルックスと裏腹に意外に硬派な伝統音楽家としての魅力が光る彼女たちの音楽の秘密を、中心メンバー、アンナ・ヴェゲリウスに聞いた。  まだ20代という若さの彼女たちだが、グループを初めて10年だよね? と確認すると実際はファースト・アルバムを作るまでの期間が長いので、もう18年近く一緒に活動しているという。結成のきっかけはヘルシンキの隣町エスポーに住む音楽の先生だった。彼女たちは

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[2017.07]ワールド・オブ・マズルカ・フェスティバルをたずねて

[2017.07]ワールド・オブ・マズルカ・フェスティバルをたずねて

ヤヌシュ・プルシノフスキが牽引するワルシャワの農村マズルカ・リバイバル(▲写真上中央がワルシャワの伝統音楽シーンを牽引するヤヌシュ) 文●野崎洋子  4月中旬、ワルシャワにやってきた。この地を代表するフィドル奏者にしてマルチ楽器奏者、音楽プロデューサーのヤヌシュ・プルシノフスキが主宰する「ワールド・オブ・マズルカ・フェスティバル」の視察のためだ。ショパンはこの国に生まれ、現役時代をフランスで過ごしたが、彼の心はいつも祖国にあった。そして、今、ショパンが書いた多くの楽曲のイ