世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2020.10]【谺する土地、響きあう聲 ⑵】ルイーズ・グリュックへの手紙

文●今福龍太 今福龍太 :文化人類学者・批評家。1980年代初頭からラテンアメリカ各地でフィールドワークに従事。クレオール文化研究の第一人者。奄美・沖縄・台湾の群島を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美自由大学〉を2002年から主宰。著書に『ミニマ・グラシア』『ジェロニモたちの方舟』『ヘンリー・ソ…

[2020.08]【谺する土地、響きあう聲 ⑴】ジャック・クルシルへの手紙

文●今福龍太  文化人類学者・批評家。1980年代初頭からラテンアメリカ各地でフィールドワークに従事。クレオール文化研究の第一人者。奄美・沖縄・台湾の群島を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美自由大学〉を2002年から主宰。著書に『ミニマ・グラシア』『ジェロニモたちの方舟』『ヘンリー・ソロー 野生…

[2019.12]ジョアン・ジルベルトへの手紙

Uma Carta ao João Gilberto, Joãozinho 文●今福龍太 text by RYUTA IMAFUKU  ジョアンジーニョ。  赤紫色に燃える夕暮れの平原の片隅で車を止めた。ふと、きみのささやくような声を聞いたように思ったからだ。ヴィオラォンを持って外に出た。空気は柔らかい。ヤコブの梯子が彼方の雲間から七…

[2019.11]静寂のための音楽 今福 龍太 RYUTA IMAFUKU

今福 龍太 ● 文化人類学者。大学で「沈黙形象論」を15年にわたり講義してきた。新刊に『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(新潮選書)。 岩城宏之、NHK交響楽団『高橋悠治:オルフィカ、石井眞木:響層、武満徹:テクスチュアズ』(2006年)収録 武満徹「テクスチュアズ」(1965年録…

[2018.10]特集:音楽とラジオとエッセイと 〜サッカーという音楽

文●今福龍太  ブラジルにおける「サッカー」(フチボル)という一つの宇宙が、数多くの音楽家たちのインスピレーションの源泉になってきたことは、しばしば語られてきた。けれど、ブラジルではサッカーが音楽のテーマになってきた、という言い方はあまりにも表面的な紋切り型というべきだろう。ブラ…

[2018.11]特集 人生と音楽 〜出会いと別れ〜 今福龍太

今福龍太●文化人類学者、批評家。東京外国語大学大学院教授。巡礼型の野外学舎「奄美自由大学」主宰。著書に『クレオール主義』『ミニマ・グラシア』『群島 - 世界論』『レヴィ=ストロース 夜と音楽』『薄墨色の文法』『書物変身譚』『わたしたちは難破者である』『ハーフ・ブリード』『ブラジル映…